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今日カメラのスターさんへ現像に出しに行ったらこんなものを見つけました






カメラの三脚です






ベルボンのマーク7の古い型でアルミ製のかなりガッチリとした重量級です






現在はマーク7Bsetとなっています






ベルボンと言えば○○カルマーニュシリーズが超有名で人気ですが、マーク7のシリーズは三脚としての基本的機能に長けたシンプルで丈夫な極めて信頼性の高い製品です(勿論プロ用として)。脚の太さとかはハスキーと大体同じような感じですが、脚が3ポジション開脚となっています。重さもマーク7の方が重いかも知れません






ベルボンという名前を聞いてフランスのメーカーだと思われる方もいらっしゃるかと思いますが、正真正銘日本のメーカーです(笑)






12,800円という値札が付いたマーク7をお店の片隅に発見した時随分薄汚れてるなあ、それでこの値段かい?まあ耐久品だからそんなに安くならないのは仕方無いかも知れませんが…






などと思っていました






でも社長さんと話しながらチラチラ見ている内に雲台が異常に綺麗なのに気付きました






社長さんに話を振った所、まだまだ使えるから…(口癖?w)と






***






同時プリントでお願いします






今日の夕方出来上がるよ!






えらい早い?寒くなって暇になったんかな?






ブローニーフィルムは例のフロンティアでの自動現像出来ない、全て手動なので時間が掛かります






ここは35㎜の現像は自動だと言っても同じフィルムでISO100とISO400とではっきりと違って出来上がって来ます






トイカメラユーザー向きに補正無し(?)でもやってくれます






仕事の途中に寄っただけなので早々に店を出ました






受け取りはいつになるか分からないと行って店を出たんですが、例のあれが気になって仕方無く(笑)閉店間際に訪れました。当たりはもうすっかり暗くなってました






今晩は~…






先ず最初に「ブロニカのセット入荷したよ~」と社長。「そこそこ、表のショーウインドウ…」






ブロニカS2のフィルムバック(6x6)、80㎜(標準)レンズ付に、交換レンズと予備フィルムバック(引き蓋付)のセットでした






「すみません、S2は持ってるんです」ガーン






(ブロニカファンだって前に言ったかな?)






レンズは何持ってる?はい、標準の80㎜です。あそこに??㎜あるよ。どういう訳か645のフィルムバックなんです。(6x6のフィルムバックは)そこにあるよ。そしたら従業員さんがショーウインドウ出して来て私に持たせました、社長さん綺麗でしょ?と。外側に擦り傷がありましたが中は綺麗そのもの。今それだけで値段分からないから調べとくからと。でもせっかくのセット崩して迄は悪いですから…と辞退しました。まあ6x6諦めて645オンリーで撮影すれば良いですからね






ちなみにブロニカS2はシャッター切ると「ぐわぁちゃあぁぁ~ん」ってとっても凄い音がします(笑)。






***






現像プリントされた写真ですが、失敗写真ばっかり…と社長に言うと、露出の事や太陽は思ったよりも早く沈むからxxxとか、月は思ったよりもxxxだからとか、被写体探しの事、定点撮影など色々アドバイス貰いました(プリントの袋にボールペンでシャッタースピードと絞り値をささっと書いてくれました 笑)






ブローニーだとフィルム代+現像料+プリント代(L判で1枚100円)で1回に2,500~円掛かりますからしょっちゅう使う事出来ません






プリントの話が一通り終わりいよいよあの三脚の話題に振りました






従業員さん三脚を組み立てて目の前に置いて社長さんと2人で色々説明してくれました






購入決定ラブラブ!ラブラブ!ラブラブ!






どうやって持って帰る?普通に袋に入れる?






あ、いえ、ダンボール下さい






適当なダンボールを開いて三脚にグルッと巻き付けてテープで止めてくれました。何も言わないのに思っていた通りに梱包してくれました(笑)






帰り道せりなに寄って自宅へ…ウキウキものでした(笑)






家へ帰ってからよく眺めると、元々塗装が地味だったのでくすんで見えただけで全然使い込んでなかったです






雲台の角の薄い擦れとか使用感?ありますが、脚の塗装の擦り傷は古くない(笑)し、引き出したアルミ地の脚はそれ程擦れがあるようには見えず、ゴム部分もそれなりの劣化はありますが使い古したそれではありません。雲台のグリップやシャフトには傷みや錆もありません。お買い得だと思います






そう言えば、社長さん…なかなか使い難かったんだろう?みたいな話してましたね






つまり、この三脚は大判カメラ(4x5など)を使える位しっかりしてる(パイプ径も太い部類に入り)重いので持って歩くにも組み立て折り畳みの繰り返しにもそれだけ手間が掛かる訳である。使用頻度が少ないのはその辺に理由があると言うのである