'76年型のスーパーカブの調子が段々徐々に悪くなって来た。
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全く思い当たる原因が無いのだビックリマーク困ったシラー



特に3日程前からの悪くなり方は尋常ではなかった



先ずエンジンの始動が困難である。最初の内は一回苦しめば後の始動の時は比較的に楽である。だがエンジンを止める度に始動しなくなって来たのは如何なる理由も当てはまらないのである



最初の内は楽々掛かっていた訳ではない。奥の手の押し掛けがあったからエンジン始動させられたのである。2ndでやるのが良いのだが、キックで始動してもアイドリングしないのである



色々理由を考えてみた。昔のバイクだから冷えに弱いのか?MDつまり郵政カブでは割と早くからキャブヒーターが着いていたが、その昔はパイプに排ガスを引き込んでキャブを暖めていた。つまりキャブが冬の冷気で冷え過ぎての事だろうか?



ははは。バイク屋さん曰わく、「冬は確かにかぶり気味になる、空気は冷たい方が良いんですよ」と。あっそうかビックリマークいくら冬と言っても始動が困難になるのは別の原因だ、流石バイク屋さん、成る程ビックリマーク



分かりますか?夏は吸気が膨脹するから薄い、冬は逆に濃くなるからプラグが被り気味になる。そういう事はあるが、始動そのものに問題が有るのは全く別に原因が…



それでも初めは走っている内に段々調子が良くなって来た。問題が出て来たのは信号などで止まった瞬間とその後の出発、スローなスピードつまりギア比に対してスロットルをあまり開かないでスローに走る時



考えてみた原因を挙げてみると



スロージェットの詰まり。ガソリンタンクの出口の詰まり。ポイント。吸気系より空気を吸っているなどありとあらゆる理由を考えてみたがどれ1つとして当てはまらなかった



そんな中前から何となく気になっていた事がちょっとあり得ないへと変化した。マフラーの変な所から煙が出ていました



このマフラーは葉巻型とかモナカ型マフラーなどと呼ばれていて、縦にプレスした半円形を張り合わせて作ってあります



サイレンサー部分のエキゾーストに近い箇所に水抜きの穴が初めから空けられている



だから排気が多少漏れてても気にしてなかった。これはちょっと多すぎるやろ?ディフューザー側には排気の勢いが全くないショック!



そこで使ってないバックミラーに映して見てみた



おお!?何という事(笑)ビックリマーク


マフラーに穴が…(笑)



合わせ目の外側部分にマフラーに沿って縦長の穴が空いてました。これで理由に納得しました。バイクのセッティングは昔のバイクででも微妙なので穴が空いたら全く駄目である。



どうしようか?つまり修理についてである。



薄い金属板を溶接しようか?技術のない私がやればきっと穴を大きくするだけだろう?マフラーのような薄い金属の溶接は難しいのである



ではどうするか?バテか耐熱アルミテープのどちらかである



で結局安いしそこそこ丈夫でくっつきが良いので普通のキッチンテープで貼って置いた




うわっあせるあせるあせる直った。エンジン音別物である。



貼った部分。前方側は水抜き穴
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まあ今はこれで良いとしてその内穴埋めしましょう。こんなものを買って来ました。
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穴埋め用のキットです



その後偶々新品マフラー手に入れましたが、暫くは使わないで修理で対応します



それにしても全く別物のバイクになりました。と言っても元に戻っただけなんですが…(笑)



ではまたニコニコパー