チタキヨ
この3人の女優さんと、作・演出の米内山陽子さん
からなる、劇団です。
先週末、シアターミラクルで「わたしはミシン」を観劇。
金曜の夜公演を観て、とにかく、素晴らしい作品で、
どうしても、もう1回観たくて、東京六大学野球が雨天中断になったこともあり、
立教-東大1回戦観るのやめて、もう1度観ました。
「わたしはミシン」の感想の前に、チタキヨを知ったキッカケについて。
今年7月のSKIPシティ国際Dシネマ映画祭の短編映画コンペティション部門に、上田慎一郎監督「テイク8」がノミネートされていたので、行きました。その時、「テイク8」を含む3作品上映後、休憩をはさんで次の3作品も観た中に、三ツ橋勇二監督の「嘘をついて」が”偶然”あったんです。
この作品の脚本が、チタキヨの米内山さん、3名の女性キャストが、チタキヨの3人でした。
このコンペティション部門は15~30分、という規定でした。この長さだと、メインのキャストは1名または1組、という映画が多いと思います。ところが「嘘をついて」では、オープニング、女性3人の飲み会シーンの後は、この3人が別々のストーリーを紡いでいくんです。
英語講師、彼氏、転勤
主婦、子供、夫
小説家、編集者
最初、観終わったあと、これ、長くない?って思ったんです。でも、パンフレット読んだら、25分の作品でした。25分の中で、3つの異なる話が展開して、それぞれの女性がどういう人たちで、抱えてる悩み、性格、決断、そういうことがすーっと入ってくる。脚本が巧みで、演技がとてもいいんです。この脚本×演技=感情移入して観られる映画なんだと思います。
コンペティションでグランプリを獲得したので、発表後に再上映があり、
9月のTOKYO月イチ映画祭にも出品されてて、そこでも観て(これも、グランプリ)。これまでに、3回観ました。
化粧品とのタイアップになってて、けっこう本編の数か所がyoutube にアップされてます。
一番頭に貼ってあるのが、映画の冒頭。
以下、こちら。
英語講師
主婦
再び、3人で
小説家のお話はアップされていない代わりに、
美容クリームのCMに高橋恭子さんが出演してました。
中村貴子さん出演の四谷大塚のCM
「嘘をついて」予告編
そして、「わたしはミシン」には、もともと、チタキヨを観て、大好きで、いつか出たいと思っていた、とおっしゃっていた、名倉右喬さんが出演しています。
右喬さんが、また、素敵な役者さんで。良きものは、惹かれ合って、集まっていくのだなぁ。
右喬さん、TBSドラマ「闇金ウシジマくんseason3」で、上原まゆみ(光宗薫さん)のお父さん役でした。最終話で殺されてしまうのですが、同じ部屋で直後に殺されるのが、チンピラの柏木で、柏木役は、劇団男魂の大塩ゴウさん、という、これも、縁を感じます。
これを踏まえて、「わたしはミシン」について、次回、書きます。