吉村知事肝入りの大阪ワクチンの闇 | 渾沌から湧きあがるもの

 

 

大阪大発の製薬ベンチャー、アンジェスがコロナワクチン開発中止

 

 

 

大阪大発の製薬ベンチャー「アンジェス」(大阪府茨木市)は7日、新型コロナウイルスワクチンの開発を中止したと発表した。

 

2020年3月から開発を進めてきたが、臨床試験で効果を確認できなかったという。山田英社長は「安全性に問題はなかったが、期待した水準に至らなかった」とコメントした。

 

ウイルスの遺伝情報をDNAによって体内に送り込む「DNAワクチン」の開発を目指し、国内メーカーとして初めて治験を実施。これまで、厚生労働省などから約75億円の補助金を受けた。20年4月に吉村洋文・大阪府知事が「(20年)9月にも実用化したい」と発言したことで注目を集めた。

 

開発中止で、大阪大やタカラバイオなどとの共同研究も終える。今後、変異株のオミクロン株「BA・5」などにも有効な改良型DNAワクチンの開発を始めるという。

 

 

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ようやくコロナワクチン開発を断念した「アンジェス」

ーー詐欺紛い。アベ友教授、吉村府知事の責任も重大

 

 

 

医療ベンチャーの「アンジェス」(4563。東証グロース。大阪府茨木市)は9月7日、開発を進めていた新型コロナ予防ワクチンの開発を中止するとのIRを出した。


これを受け同社の株価は、同日終値は316円だったところ、翌8日の安値252円(終値277円)と2割以上急落した。


同社はすでに昨年11月、臨床試験の結果が期待する効果を得ることができず、実用化時期をそれまでの21年内から23年に延期することを表明。

 

この間、ワクチンの薬剤濃度を上げた臨床試験に望みを繋いでいたが、その効果も期待する水準に至らなかったので開発を中止したという。


それにしても、この9月7日の開発中止の同社IRを見て驚いた。

 

2020年3月、わが国で一番最初にコロナワクチン開発をぶち上げ、その責任者は同社創業者で安倍晋三元首相のゴルフ仲間の森下竜一阪大教授で、地元の吉村洋文・大阪府知事は翌4月に「(20年)9月にも実用化したい」と常識的にあり得ない発言をして煽り、20年3月300円台だったこともある同社株価は同年6月には実に2492円の高値を付けた。


さすがにアンジェスの山田英社長は今回の中止発表に際し謝っていたが、煽ったとしか思えず、相場操縦で証券取引等監視委員会(SESC)が調査に入ったとの一部報道もあるなか、自分の煽り行為について何ら説明をせず、「チャンレジしないと成功もない」と吉村知事は開き直る有様。

 

また、森下教授にしても、最後まで強気の姿勢を崩さず、開発されたファイザー社などのコロナワクチンが半年程度しか保存できないのに対し、この開発中ワクチンは少なくとも5年は持つので「変異株に対する備蓄としては一番有効性が高い」などと語っていた。

 

 

 

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大阪ワクチン開発断念とアンジェスの闇

 

 

だいぶ前から、もう時間の問題だと思われていたのだが、大阪アンジェスのコロナワクチン開発中止が正式に発表されたので、ここまでの経緯をまとめてみたい。

 毎日新聞報道:大阪大発の製薬ベンチャー、アンジェスがコロナワクチン開発中止

2020年4月14日、吉村知事と松井市長が会見を開き、「オール大阪でワクチン開発を進める」「早ければ7月から治験を開始し、9月には実用化を図りたい」「年内には10万から20万単位でワクチン投与させる」とぶちあげ、新型コロナウイルスのワクチンを人に投与する臨床試験が大阪市立大病院で7月にも始まるとの見通しを明らかにした。


大阪市は、早速、アンジェス社と「新型コロナウイルス感染症にかかる予防ワクチン・治療薬等の研究開発に係る連携に関する協定」を締結。
 

5月1日には、アンジェス創業者でメディカル・アドバイザー森下竜一寄付講座教授は、自信満々に、ビジネス・インサイダー誌に「アンジェスは3月5日に開発を発表して、3月24日にはDNAワクチンが完成しました。20日間で作れたのは、世界最速です。」と豪語。経済誌などを中心に、同教授へのインタビューが相次いだ。

・ ビジネス・インサイダー:「早く、大量生産できる」新型コロナ国産ワクチン、年内供給を目指す。開発者に最新状況を聞いた
 

・ GQジャパン:Covid-19に負けるな! ドクター×ドクター対談新型コロナウィルス向けワクチンを、ただいま開発中!
 

・ NewsPicks:【真相】「国産ワクチン」が必要な本当の理由

 

ちなみに、アンジェス創業者&メディカル・アドバイザー&大株主(第6位、0.56%)の森下竜一 大阪大学大学院 医学系研究科臨床遺伝子治療学寄付講座 (第一製薬による) 教授は、2003年から2007年まで第1次小泉改造内閣時代の知的財産戦略本部本部員。2013年以後は安倍政権下で『内閣府規制改革会議委員』、『健康医療戦略本部戦略会議』参与を歴任するばりばりの安倍のブレーン。なにより、ゴルフ仲間として知られていた。


大阪では『大阪府・市統合本部医療戦略会議』参与や『2025年万博基本構想検討会議』委員、さらに大阪市特別顧問になるなど、維新ともきわめて関係が深い人物だ。

 

 

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大阪府の吉村知事がアンジェスの件でやらかしているデタラメ発言やルール違反などの数々が本当にヤバイ

 

 

 

 

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