この人、懲りないね… | 渾沌から湧きあがるもの

 

 

 

 

 

 

 

 

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安倍元首相銃撃事件「ビル屋上にスナイパー小屋」

→誤り。動画やツイートが拡散、当事者が法的措置を検討

 

 

 

安倍晋三元首相が7月、奈良市の近鉄大和西大寺駅前で演説中に銃撃されて死亡した事件で、現場近くの商業ビル「サンワシティ西大寺」の屋上に「スナイパー小屋があった」とする動画やツイートが広く拡散している。

 

テレビ局が事件直後に上空から撮影した映像に白っぽい物体が映っており、そこに安倍元首相を銃撃した「真犯人」のスナイパー(狙撃手)が潜んでいたというものだ。

 

しかし、同ビルを管理・運営する「三和住宅」(奈良市)はBuzzFeed Newsの取材に、白っぽい物体は「排煙ダクトの清掃作業などに使っていたテント」と説明した。

SNSなどで拡散した「スナイパー小屋」という情報は、誤りだ。同社担当者は「悪質なデマに困っている。弁護士に相談し、法的に解決してもらうことを検討している」と語った。

 

安倍元首相は7月8日午前、背後から近づいてきた男に至近距離で撃たれた。

男は、奈良市の無職山上徹也容疑者(41)。殺人容疑で送検され、現在は事件当時の精神状態を調べる「鑑定留置」となっている。

 

山上容疑者の母親は宗教団体「世界平和統一家庭連合(旧統一教会)」に多額の献金をして破産しており、逮捕後の調べに「教会を恨んでいた。安倍元首相が教会と繋がりがあると思った」と供述している。

 

安倍元首相は事件後、ドクターヘリで搬送されたが、同日夕に失血死で死亡した。首には5センチ間隔で2か所に銃創があり、左肩には銃弾が貫通したとみられる傷もあった。

 

「ビル屋上に簡易テント。スナイパー小屋が事件後3時間で撤去されている。サンワシティービル屋上」

このような動画がYouTubeで配信されたのは8月16日。配信元は登録者数約2万人のチャンネルで、他の動画でも「スナイパーが安倍元首相を狙撃した」と語っている。

 

今回の動画では、事件直後にテレビ局が上空からヘリコプターで撮影した映像を引用。

白っぽい物体がサンワシティ西大寺の屋上にあるとし、「テントがある。ここにテントがあるなら(スナイパーが銃撃のタイミングを)ずっと待っていたのかも」「スナイパー説の証拠が揃ってきた」などと話していた。

 

そして、3時間後の映像にはこの白い物体が撤去されていることもわかるとも述べていた。

この動画は30万回以上再生されており、Twitter上でもこの動画や同様の見解を拡散するサイトや人が続出している。

 

では、この白っぽい物体は何なのか。

BuzzFeed Newsは、サンワシティ西大寺を管理・運営する不動産会社「三和住宅」を取材した。

 

担当者によると、事件当時はビルの屋上で、排煙ダクトの清掃や点検などのオーバーホール作業が行われており、その作業用に2畳ほどの大きさの白いテントを張っていたという。

この作業には、同社の社員が立ち会っていた。「不審者がいたということもないし、そもそもスナイパー小屋だなんて、ありえない」と話した。

 

テントはオーバーホール作業が終わった後に撤去。ビル(建物高30.9メートル)の屋上入り口は普段、施錠されており、関係者以外は出入りできない。

 

担当者は「悪質なデマを信じた人たちから『スナイパーがいた』などと電話も来ている。非常に迷惑しており、弁護士に相談のうえ法的に対処していくことを検討している」と語った。

 

 

 

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バイデン大統領就任でも日本のトランピストのフェイクは止まらない!

ほんこんは陰謀論続行、百田尚樹は断筆宣言を「忘れてたわ」

 

 

 

ほんこん 安倍氏銃撃めぐる見解を〝陰謀論〟扱いされ激怒「言論の弾圧やぞ!」

 

 

 

「ほんこんおもんない」に法的措置ちらつかせ批判殺到…極右芸人・ほんこんがやらかしたもうひとつの言論弾圧と在日ヘイト誘発

 

 

 

 

 

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ほんこん氏が教えるフェイクに騙されないツイッターの使い方

 

 

 

昨今、関西ローカルの情報番組での率直な物言いが支持を集める、お笑い芸人のほんこん氏。新刊『コロナと国防』(小社刊)でも、コロナ禍であぶり出された政府の限界、マスコミの正体、国防の重要性など、この国の問題点をぶった切っている。そこでNewsCrunch編集部が、ほんこん氏を直撃。新刊の内容に関連して安倍前首相の退陣やSNSの使い方などを聞いた。

 

 

――まずは、新刊『コロナと国防』の発売おめでとうございます。発売直前に急遽差し替えたという、まえがきでの怒りが印象的でした。安倍前首相の退陣表明会見で、新聞記者から「おつかれ様」という言葉がほとんどなかったことへ「失礼やろ」と。

 

ほんこん あれはこの7年8ヶ月を象徴する場面やったね。ずっと安倍さんに対する敬意がなかった。記者さんたちからすると、自分と意見が異なる人が政権の長についていたのかもしれない。でも「この国であなたも恩恵を受けてきたでしょ」と言いたいね。出す記事も、記者たるもの客観・俯瞰で物事を見なければあかんのに、自分の感情や主義主張を挟んで書いてたんじゃないの。それ、国民を洗脳してんちゃうかと。先の大戦のように、戦争に導いてるのと同じちゃうんかと。日本はジャーナリズムが成熟していないですよ。

最近ツイッターで、安倍さんに対して主観丸出しで批判ツイートしてる記者さんたちも見る。一般の人だったら別にええと思うけど、記者の人が批判するんだったら、その根拠と「こういう人を支持します」という対案を用意しなければならないよね。

 

――ツイッターに関連して、最近では「#安倍やめろ」などといったツイッターデモもありました。あの現象はどう見てらっしゃいましたか?

 

 

ほんこん まず「やめろ」とか「死ね」は、完全に誹謗中傷。ハッシュタグをつけるにしても「#安倍晋三」だけでツイートすればいいんですよ。そうすれば色んな意見が集まる。理由も書かずに「#安倍やめろ」とやるのは、ただデモを先導して同じ意見のヤツはここに集まれということでしょ。そういうのは全体主義的で気持ち悪いね。

 

――いま野党は、菅さんの「自助」発言に噛み付いています。「自助とはどういうことだ、自分のことは自分で守れというのか。そんな社会にはしたくない!」と。これについてはどうお考えですか。

 

ほんこん れは思いっきりブーメランや。2005年に枝野さんも「自助・共助・公助」と言っているからね。まあそのことに対してぼくは責めたりはしません。

国があって国民がある、国民があって国があると思ってます。健全な社会というのは個人個人がしっかりしている。そして、自分がしっかりしていなければ周りを助けられないし、経済援助もできない。これは普通の感覚なら分かると思う。だいたい自己管理できない人間の社会なんてしょうもない。ぼくは小学校の時、周りの大人たちに「人に迷惑をかけるなよ」と教わったけどね。あなたたちは「人に助けられろよ」と教わったんですかと。

 

――ほんこんさんのツイッターの使い方が印象的です。批判的な意見もスルーせずにリツイートされるそうですね。

 

ほんこん 社会の反応を見てくださいということです。あなたは正しいと思っているけど、民主主義の国でみんなにはどう思われているか。世論と言っても、あなたが思う世論と、本当の世論はギャップがあるかもしれない。こないだの総裁選でも「世論は石破さん支持だ」と言っている方がいたけど、蓋を開けたら……本当にそうだったの? という話で。そもそも本当に支持されていたんだったら、石破さんだって自民党にいる必要はなかった。野党の党首になって選挙に出たらよかったんです。結局「世論は……」というのは、反安倍の人がそう思っていただけだったんですね。

 

――ツイッターで発信するうえでは、どんなことに気をつけていますか?

 

ほんこん 計算に基づいた数字的な根拠を出してツイートすること。文系だと感情論でツイートする方も多いけど、ツイッターは理系のやり方でやった方がいいと思います。そしてフェイクに騙されない。これが一番大事やね。何かニュースをツイートするときも「これは本当に事実なのか?」と疑問符をつけて問いかけるようにする。そうすると他の人も正しいかどうか調べてくれる。

あとは他人を絶対に呼び捨てにしないこと。僕は「〇〇さん」「〇〇氏」とつけます。だから逆にニュースの見出しで「ほんこん」と呼び捨てにされると腹が立つけどね(笑)。

 

――ほんこんさんは地道な発信を続け、フォロワー数を増やしています。新しくツイッターやYouTubeを始めたい人に対して、アドバイスをいただけませんか。

 

ほんこん 発信する内容はブレたらあかんとは思います。政治のことだったら政治のこと、歌のことだったら歌のこと、面白いことだったら面白いこと。1つカテゴリを決めると人が集まってきます。僕はやらんけど、考え方が似ている人のツイートに、いいねを押したり、コメントを残すのもいいと思う。

そして、自分のことを発信するのがやっぱり大事。僕自身、後輩芸人の活動をリツイートしたりするけど、そういうのはあまり見られない。「ああ、フォロワーさんはお笑い興味ないんかな」と思ったけど、自分がルミネでライブやりますとつぶやくと、それは反応があるんです。

まあ、私なんてまだまだですわ。100万人いったら偉そうなことも言えるけど、最近は伸び率も弱なってます。いまがマックスなんちゃうかなと(笑)。あとは全国区になればまた違うと思いますけどね。今日もある新聞社さんが取材に来ましたけど「ほんこんさんが政治的な発言しているのを初めて知りました」って言ってましたわ。

 

――最近YouTubeチャンネルも開設されたそうですね。

 

ほんこん『ほんこんのちょっと待て』というチャンネルです。リアルタイムで編集もなく上げているんですけど、こちらでも遠慮なく発言させてもらってます。チャンネル登録待ってます(笑)。

 

 

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