サウナにパワハラ! あなたの地元にこんな議員いませんか | 渾沌から湧きあがるもの

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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“サウナ市長”再出馬 一連の問題は「でっち上げ」

 

 

 

 

 

サウナ問題やパワハラ疑惑を受け、辞職する池田市長が反論しました。  

 

大阪府池田市・冨田裕樹市長(44):「市長選挙に出馬させて頂く、決意を致しました」  27日の会見でこう宣言したのは、大阪府池田市の冨田裕樹市長(44)です。  市役所への家庭用サウナの持ち込みや、パワハラ疑惑などを受け、30日付けで辞職しますが、来月に行われる次の市長選挙への立候補を正式に表明しました。  

 

3時間に及んだ会見で冨田市長は、一連の問題は「池田市にはびこる旧政治勢力によるでっち上げ」だと訴えました。  

 

大阪府池田市・冨田裕樹市長(44):「マスコミと百条委員会を巧みに利用した政局利用、権力闘争のための演出劇であった」  そのうえで、「停滞する市の行政を進めるため、市長選に臨む」と話しています。

 

 

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冨田市長、3時間に及ぶ記者会見は記者さん相手の講義?

反省の言葉全くなし

 

 

 

昨日は、市長の記者会見が午後1時から約3時間開かれました。

 

8月29日投開票の市長選挙には無所属で出馬する意向を示したそうですが、記者さんの文字おこしのための音声を少し聞かせていただくと、レジメのようなものを配布し、まるで講義でもするかのように、「一連の騒動」(間違った行為をしてきたという自覚はないようです)に対し、見解を述べさせていただきたいと、とうとう

目次と題するレジメは

 

1)一連の騒動について 

2)政治的背景と疑わざるを得ない身の回りに起きる不可解な事象について 

3)サウナの設置について 

4)公用車タクシーチケット利用について 

5)駐車券の利用について

6)守秘義務契約書について 

7)パワハラ騒動と録音テープについて 

8)百条委員会について 

 

の8項目が書かれ、持論を展開されたようです。

 

まだ最初の部分しか聞いていませんが、法的拘束力の非常に強い百条委員会が権力闘争の装置として、政局利用のために利用されてきた背景があるため当時は沈黙を守らざるを得ない状況が続いていたが、一定政争の動きに落ち着きが見られたこと、そして記者会見の準備が整ったこと、また、コロナ禍に配慮してきたこともあり、本日記者会見を開かせていただいた…と述べています。

 

百条委員会は権力闘争でも政局利用とも関係なく、冨田市長自身の起こしてきた、サウナ等行き過ぎた私物の持ち込み、職員に対する暴言や異常なパワハラ行為(市長だったら何でもできると思っているのか)、議会への虚偽答弁(何度も訂正するチャンスはあったにもかかわらずウソをつく)に対して開かれたものですが、ご本人は勝手に「不当な被害者」になっているようです。

 

パワハラはでっち上げで、マスコミや百条委員会を巧みに利用した旧勢力による演出劇の事を示すそうです

 

一連の騒動については、旧政治権力とそこに関係する既得権者、池田市議会に現存する守旧派たちと一部の守旧派職員によって国民に誘導工作されたものと推測できるものであって、世間からも市長支持喪失を目的とした、マスコミと百条委員会を巧みに利用した政局利用と演出劇であったというふうに指摘しておく…とのこと。

 

自分の犯した行為への反省は全くなく、あたかも被害者かのような発言です。

 

サウナの映像のことなのか(報道関係の)皆さんのところに、市の一部の職員や市議の一部の方からの誤った情報(?)はどのように入ったかと(自分が)確認すると、市職員から入ったことが確認されている。こういう一部の職員や一部の議員が職務上知り得た情報を公開しマスコミに悪意を持って伝達しているというのは事実だと指摘できます。こうした状況こそ世間にお伝えしていただけたらと思う…と述べておられますが、私物の勝手な持ち込みが職務上知り得た情報というのか、私物持ち込みも職務だったのか?
 

一番最初に、私の方から社会に停滞する明確な壁、市長としてどう戦ってきたか、そうした背景を見て初めてこれらの一連の騒動がどういったものなのかご理解いただけるものと思う。

 

何故このような権力闘争が生じているのか、その背景についてご説明させていただく。非常に端的に説明すると、2年間で市民と約束してきた公約に関しては概ね、実現さしていただくことができた。…TOMITA EXPURESS 02と同じ内容…先日紹介しましたが、ほとんどはすでに実施が決まっていたものやコロナ対策も国・府の事業であったり、議会が修正提案したものも含まれています。(何でも自分の成果ですね)

 

18歳の子どもの医療費や35人学級の6年生までの実施は公約実現と言えるでしょうが、これらは私たち日本共産党が永年言い続け(まだいうのかと言われながらも)すでに、前市長も実施すると答えていたもので、市長の議員時代、唯一私の6月議会の質問のコピーかと思える9月議会の質問で口にしたものであり、当時、6月議会でお答えした通りでございますと市もほぼ約束していた内容(議事録をご覧ください)。

 

誰が同じことを質問してもいいことですが、事程左様に他の問題も市長になって職員にこの公約を実現したいから準備するようにと指示をしたものは少なく、これまでに決まっていたものをたまたまこの2年間に実施スタートしたという内容が多くあります。経費削減も、コロナで実施していないものなども含まれます。国保・介護など社会保障費のマイナスは、逆に減少することを手放しで喜んでいいのかどうか、その分市民は苦しんでいるのではないかなど、内容をよく見ていく必要があります。

 

あたかもこれだけ実現した、これだけ経費削減したと、どれだけ自分が「やり手」かをアピールしたビラを出されましたが、関係者が見たら、この判断で本当に大丈夫か、新規実施内容はあなたでなくても実施していたと言われるのではないかと思われます。

 

必要以上に権力闘争を口にされますが、市議時代その権力者にほとんど批判もせず、賛成してきたのではなかったか、ご自身の行動には何一つ反省がない、被害妄想とまで言うと言いすぎでしょうか。とても長い記者会見でしたのでほんのさわりしか聞いていませんが、つい突っ込みたくなってしまいました。

 

 

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