こんばんは😃
今日は、昔、読んだ本を久しぶりに読んでみました。その感想を書いてみます。
この本の著者の神田昌典さんは、「日本一のマ-ケッタ-」と呼ばれる程、一部では、とても有名な経営コンサルタントです。この本は、栃木県のある高校で、神田さんがおこなった講演をもとに、追加インタビューを加えて再構成したものです。
本の内容は、講演をおこなった2013年末から、10年後の未来を想定して、社会がどのように変化しているかを予測したものです。
高校生にした講演がもとになっているので、専門用語を使ってはおらず、とても読みやすかったです。
実際、読んでみると、経営コンサルタントとして第一線で活躍してきた神田さんにしては、少し飛躍し過ぎていると思えるような内容でした。
参考に、目次を書いてみます。
序章 未来はもう始まっている
第1の未来予報 お金がなくなる
第2の未来予報 会社がなくなる
第3の未来予報 病気がなくなる
第4の未来予報 国境がなくなる
第5の未来予報 学校がなくなる
第6の未来予報 貧困がなくなる
第7の未来予報 制約がなくなる
よくよく読んでみると、神田さんなりに、これからの変化を強調してあえて、誤解をうみそうな表現をしているのかなとも思いました。
でも、神田さんが、講演をした2013年当時は、仮想通貨も、AIもほとんど注目されていなかったので、これからの変化を考えると後10年、20年先には、この本の予測のほとんどは、実現しているのかなとも思えました。
本文の中で、なるほど、そうかも知れないと思った一文があったので、参考にねき書きしておきます。
「未来について確実に言えること-それは、想像をはるかにこえたものになるということです。想像よりも、現実のほうが早く動いているのです」
本の内容が、神田さん曰く、かなりぶっ飛んだ本なので誰にでも、お勧めはできませんが、これから起きてくる変化にいち早く対応したい方、一流の経営コンサルタントの考え方に触れたい方には、とても役立つ本だと思います。
