いつも閲覧いただきありがとうございます。

 

我が家の土地購入・注文住宅の理由や経緯などを備忘録的に書いていこうかなと思っています。

我が家もいまの家が建つまで紆余曲折が大なり小なりありましたのでもし良ければお付き合いください。

 

図面・仕様が確定して地盤改良が必要なこともわかり着工を控えて、決めなければならないのが住宅ローンです。

現預金がたっぷりとあれば即金で支払えば良いのでしょうが、そうもいかずに、住宅ローンという名の借金を背負う必要がありました。

 

 

まず、住宅ローンの金融機関ですが、我が家の土地が“市街化調整区域”なのでネット銀行系を利用することができず、HMの提携している都市銀行1行と地方銀行1行に申し込んで、仮審査は通りました。

2行に金利等の利用条件をそれぞれ出してもらって検討を進めていきます。

最終的には、少し条件をオマケしてもらえたこともあって、普段から利用していて口座を持っている都市銀行の住宅ローンのお世話になることにしました。

 

金利については、変動金利か固定金利かなどなど、悩むところです。

当時、変動金利と固定金利で約1%近くの差がありました。

我が家の借入金額と借り入れ年数からすると、金利が1%違うと支払い金利総額が約1000万円の差が出てきてしまいます。

もちろん変動金利が低金利のまま30年近く推移する保証はないですが、元利均等返済で金利の半分近くを支払うことになる当初10年間が借入時の低い金利に近い水準を維持してくれれば、その後、変動金利が3%くらい以上にならないと1000万円の差が埋まらないようでした。

そこで、我が家は変動金利を選択しました。

いまは変動金利が上がらないように日々お祈りする日々です…。

 

あと、我が家の住宅ローンの選択時にこだわったのは、団信の保障内容です。

ペアローンで借りる予定で、夫婦それぞれ40代となっているので万が一の場合のことが気になるお年頃です。

様々なリスクが頭をちらついてきますので、死亡やガンはもちろんこと、三大疾病やその他の病気にも対応した団信の保障内容を検討してきました。

ただ、検討していて気になったのは、ガンは診断だけで保険適用となることが多いですが、その他の脳卒中や急性心筋梗塞だと、所定の要件や状態にならないと保険適用とならないということです。

所定の要件や状態というのも、「●日以上の入院」だったり「●日以上の就労不能が継続」となっていて、いまのご時世、よほどの重病だったらともかく簡単に長期入院させてもらえないですし、保険会社の認める就労不能というのも寝たきりに近いような状況のようで、ガン以外の三大疾病や八大疾病は、保障対象としていても、実際に保険が発動するハードルが高そうな感じがしました。

せっかく上乗せ金利を支払うのに適用場面が想定しにくい団信だと使い勝手が悪いと思っていましたが、調べていくと脳卒中や急性心筋梗塞でも入院や手術を受けるだけで保険適用になる金融機関のプランもあったので、そちらを取り扱っている金融機関で申し込むことにした次第です。

我が家の年齢だったりこれまで医療保険に加入していなかったので、安心のために、多少のコストを掛けて団信の保障内容を充実させることを選びました。

まあもちろん健康第一でお互いに保険適用がないのが一番ですが…。

 

HM提携の金融機関の住宅ローンだったので、書類の準備とか手続とかはおおむねHM・銀行間でやってもらえましたし、つなぎ融資なしの分割実行もしてもらえたので、そこは良かったかなと思います。

付け加えて、いまは当たり前かもですが、住宅ローンの契約が電子契約だったので、印紙代2万円×2人分で4万円浮いたのも良かったです。

その電子契約での署名ですが、サインするタブレットのスペックによるのかもしれませんが、変なところで止め跳ね払いが発生してしまってちゃんと名前を書くのが難しいのは私だけでしょうか?…。