荒井由実さんはエエ歌作ります。
松任谷さんになってからもエエ歌を作ってますが、やはり荒井さんの時代が最高です。




わたしおっさんになってから荒井由実さんの良さ凄さに気付いて今に至ってます。
若かった頃に聴いたユーミンとはまた違った印象をこの歳になって感じて楽しんでいるところです。

若かった頃は何かと無駄に挑戦的でわたしの思う軟弱なものには関心を持たなかったのですが、ふとした時に聴いたユーミンに心が揺さぶられました。
わたしも歳いったんですね。丸くなりました。

とっかかりは「やさしさに包まれたなら」。
なんでこんな歌詞が書けるんだろうかって。
ほんと可愛くて素敵な歌詞です。
そして聴いててやさしさに包まれていくのが実感できるユーミンの歌声と歌詞とメロディですよね。

実際かつてのわたしの中で「可愛い」とか無かった言葉なんです。
そんな判断基準が自分に出来たことが面白いと喜んでいるところです。

この曲はアルバムバージョンとシングルバージョンが違います。
これはアルバムバージョンですね。
こっちのアップテンポのバージョンがアニメ「魔女の宅急便」に採用されたので、こちらがメジャーになってしまいましたが、わたしもこちらのバージョンの方が好きです。
ウキウキ感があって楽しい気分にさせてくれますので。

他には
12月の雨
ルージュの伝言
海を見ていた午後
卒業写真
中央フリーウェイ
あの日にかえりたい
などなど、、、、。

ウィキペディアを見てみると、不二家ソフトエクレアのCMで作った曲だったとのことですが、わたしこれを見た記憶がございません。
たぶん見てたはずなんですが、、、。

思うのですが、歌の好みってその時の自分のありかたにものすごく影響されますよね。
わたしがユーミンに感動するなんて若いころのわたしからしたら考えられないことなんです。
わたしの見えている風景が変わってきたのでしょうね、きっと。
不思議で面白いことです。

好きな曲や思い出の曲には、その時感じた自分の想いや遭遇した状況風景や考えていたことなどなどが貼り付いているものなのですが、そんな理由でこの曲にわたしはなんの思い出もないのにこの曲を聴いているとなぜか懐かしさが込み上げてくるのはどうしたもんなんでしょう。

忘れていた記憶が目を覚まそうとでもしているのでしょうか。
思い出せたら嬉しいです。


色んな歌手の方達がカバーをしていますが、絢香さんのカバーが秀逸なので貼っときます。