ゴールデンウィーク真っ只中です。
なので、更新します、関係ないけど。


みなさん、こいつ松浦亜弥しか聴いてないのではと思っていませんでした?!
実はそんなことないんですよ。
こう見えて松浦さんの前から聴いていた歌手・アーティストは何人かいるんですよ。
わたしには一般的な音楽的素養しかないですが、基本歌好き音楽好きなんです。
ついでにカラオケ好き。
これまでも邦楽洋楽・男性女性歌手を問わず聴いてきました。

そんな中から数人の歌手・アーティストを数回に分けてご紹介できればと思い書きました。
この方たちは、わたしの心を時には激しく揺さぶり時には優しく癒してもくれる歌声の持ち主たちです。

ただ、この数年は趣味趣向が女性歌手に偏って来たようです。
それも大人の女性歌手。
おそらくわたし自身が潜在的に女性の声に癒しや気持ちの良さを求めているからなのかもしれません。

この方たちを通して松浦さんを語ることが出来たらと思うのですが、果たしてそんなことが出来るかどうかわたしには分かりません。
ですから、松浦さん期待の方はこの先読まなくても大丈夫です。
ご興味のある方だけどうぞ。


ひとり目 『小柳ゆき』
彼女のことはデビュー当時から知っていました。
しかしまさしく名前は知っていたと言う程度のもの。
きっかけは、4年ほど前たまたま見たライブハウス・ビルボードライブ大阪の案内に誘われて彼女のライブを観たこと。

それは衝撃的ライブの一言。
ライブ後の感想は「人ってこんなに声が出るんだー」て言うまことに単純な感激のみ。
でもこの単純な感激は、わたしが小柳ゆきに引き付けられるには十分な理由になりました。

ご存知の方も多いと思いますが、彼女は熱唱型のアーティストです。
大きく口を開けて腹の底から声を出す歌唱スタイル。

わたしはライブの間、彼女の歌声に圧倒され続けていました。
聴いている間は微動だに出来ないくらいの圧力と迫力をわたしは受け続けていました。

しかし、わたしはその圧迫を不快には感じなかったのです。
逆に気持ちが良いくらいの爽快感開放感を貰ったのです。
こんな快感は初めての経験。
多分この大きくないライブ空間にいる全ての者たちが感じていたはずの快感。
一発で小柳ゆきの魅力に嵌りました。

気持ちの良さと言う感覚が、必ずしも緩やかで優しいものだけにあるのではなく激しく高ぶるものの中にもあることを理解した一瞬でした。

彼女はサービス精神も旺盛で、客席に降りてテーブルの間を歌いながら練り歩くということもやってのけました。
少し手を伸ばせば彼女の手に触れるとこまで近づいてくれたのですが、シャイなわたしは指し伸ばされた手に手を合わすことが出来なかったことを大変悔やみました。

実は彼女はお客さんを楽しませ盛り上がらせる術を知っている最高のエンターテナーでもあったのです。

その後も何度かライブに参戦しました。
最近は時間の都合が付かず彼女のライブに行けていないのですが、是非また彼女の歌声に圧倒されに行きたいと思います。

ところで、彼女の歌唱スタイルは松浦さんとは反対側にあります。
しかし不思議なことにこの二人が好きなことにわたしは矛盾を感じていません。
どうしてでしょうか。
それは二人の歌唱表現が違えど、わたしの感覚を心地よく刺激することに違いがないからです。
異質でもふたりは間違いなく本物の歌手だということ。

小柳ゆきの代表曲にして彼女の迫力が伝わる名曲。
聴くと思い出していまだに鳥肌が立つ。

ふたり目 『土岐麻子』
彼女を知ったのは3年ほど前にツイッターで知り合った方からのご紹介でした。
資生堂CMの「Gift~あなたはマドンナ」を聴いて知ってる方もいると思います。

動画サイトで彼女の歌う姿を確認してこれは大丈夫そうだわたしに合いそうだと思い、早速ライブに行って来ました。
いつものビルボードライブ大阪。
間違いなく彼女はわたしの好みの中心に居ました。

彼女の歌声には不思議な魅力があります。
癖になる歌声です。
多分好き嫌いがはっきり分かれる歌声のような気がします。

そして彼女は大人の女性。
ライブにその魅力が充満していました。
この大きくないライブ空間でお酒を嗜みながら夜の都会のど真ん中で聴く彼女には格別のものがあります。
音楽を聴くにも雰囲気が要りますよね。

わたしは歳のせいか、女性は30代からぼちぼち本当の女性になっていくのではないかと考えています。
偏見と思われてもいいのですが、女性としての魅力が出てくるのは30・40歳になってから。
それまで如何に若い時を過ごしてきたかによると思うのですが、その成果が出てくる年齢だと思います。

わたしが彼女の私生活を知っているはずもないのですが、ステージから滲み出てくるものに見惚れてしまうのです。
その意味で彼女のライブは素敵過ぎで、彼女の歌声に包まれていつまでもそこに居たいと思わせてくれます。
まだ帰りたくないなあ、もっと聴きたいなあ、って。

引き合いに出して申し訳ないですが、先日発売されたクリスマスディナーライブにはなかった雰囲気の心地よさがあります。
やはり年季が違いすぎますね。
歌手としても女性としても格が違います。

でも松浦さんはまだ20代の後半。
これからが期待です。
旦那さんを愛し子供を愛しそして自分を育ててくれた家族を大切にし、音楽仲間や友達を慕い、ファンを想い、などなどしなければいけないことが沢山あります。
将来松浦さんがどんな女性になって帰ってくるのかがほんと楽しみです。

大貫妙子さんとのコラボ。こんなライブに行ってみたいね。

あしたに続きます。。。