モニターに浮かぶ色とりどりの宝石
刹那の時間の糸で結び
あなたのためにネックレスを作りたいの
ルビーにサファイア エメラルド
目もくらむ魅惑のジュエル
あなたのためなら幾らでも出すわ
光陰を惜しまず灰に換算
盲目の指で編まれた
夢のダイアモンドのネックレス
モニターに浮かぶ色とりどりの宝石
刹那の時間の糸で結び
あなたのためにネックレスを作りたいの
ルビーにサファイア エメラルド
目もくらむ魅惑のジュエル
あなたのためなら幾らでも出すわ
光陰を惜しまず灰に換算
盲目の指で編まれた
夢のダイアモンドのネックレス
杞憂という言葉が非現実的に思えるほど 空が頭をうな垂れて
小さな町にもたれかかる。
田舎の建物は皆謙虚に咲いたつくしんぼうのようだ。
地面の養分を多く吸い込んだ小高いビルの先端が空にすっぽり包まれてしまった。
さて、昼間の町が白い闇に包まれてしまうまであと何分かかるだろう。
町の輪郭は鮮明さを失い、山の稜線も水平線も白い霧吹きでぼやけていく
町の営みの日々の光景も一瞬で白紙にもどしてしまう
目から視界を奪い 物と物との境界線を奪う
闇が黒く塗り 雲がそれを白紙にもどす
時々太陽が顔をのぞかせ 色彩を与える
私たちの世界というのは日々描きなおされている
一枚の絵画のようだ。
風の向くまま 気の向くままに
春の野原へ旅に出よう
夜明け前の大地にねむる
目には見えない無数の命の
息吹をききながら
月はサーチライト
旅路を照らす
心のギアは急上昇
どこにだっていけるさ
電車もバスも 信号も地図もいらない
自分の世界広げるために
春の野原に旅にでよう
生きてる意味ってなんだろう
野に咲く花は ただ風に吹かれ 大空の下のその身を預けている
川に浮かぶ笹の葉も 水の流れに身を預け ただ流れているだけ
姿かたちはちがうけど
僕の命もきっと 水に浮かぶ笹の葉と変わらない
僕の命も野に咲く花の命も
生きとしいけるもの全ての命は
大きな小川のせせらぎの上では
ただの一枚の葉にすぎないのだ
ただそこに存在し
大きな流れに流されている
意味など考えようにも
考えられないとおもった
詩人の息吹は 世界に形を与える
暗い夜空に そっと差す
マッチの灯りのように
心優しき盗人のように
展覧会に 忍び込み
額縁の中の風景を盗んでは
そっとやさしく世界に戻す
夕暮れ時のサバンナや
雲ひとつ無いシャンデリゼ通りへ
北風が人に考えをめぐらせれば
詩人の息吹は、春の野風となって
それをそっと吹き払う
ただ花が舞い
その香りが花をくすぐるだけ
詩人の息吹は
音符のように
鳴ったそばから 消えていく
瞬くような瞬間を
かたどる先から 消えていく
短い呼吸の連続が
詩人の息継ぎで
パッ パッ と息継ぎをしながら
命のリレーは続いてく
呪詛の言葉は雨のように振り
部屋一面に張り付いている
朝を告げる報せの数々も
びしょぬれで青くにじんでる
隣のガレージでは
老いぼれ外車が気のない咳をする
夢からさめても、完璧、求める僕に
二酸化炭素をふかしながら
「諦めなさいよ」と優しくささやく
とても素敵なきみには敵わない
淡い願いも儚い夢も叶わない
刹那の中で気を晴らす日々は変わんない
君の涙も笑顔の理由もわかんない
淡い想いと恋の予感 乗せて
あかく色づく町のなか走る
夕暮れのビル越えて 川超えて
月のカーブをゆっくり曲がれば
君の住む街へ going on
恋人たちが愛をささやく
胸騒ぎも going on
見慣れた場所に魔法がかかる
世界で一番綺麗な世界へ
逆さに流れる 渦巻きみてたら
若い血潮の泡が沸いた
忘却のかなたから 手招きするように
錆びれた絵筆を手にとって
瞼の裏にはしらせた
黄緑の光が走るように消えた
忘却のかなたに そっと置いてきた
絵の具のような感覚
逆さに流れる 渦巻き見てたら
若き血潮の泡が浮いた
デイ・アフタ・デイ ステーション・トゥ・ステーション
レールの上を走る
ひと連なりになった春色の鉄カゴ
寄せるでもなく返すでもなく
駅から駅へ 街から街へ 血液のように循環する
昼と夜をつなぎ、精気と疲労を運搬する
人々が秒針の音を忘れる頃
今日と明日はドー ナツになって 交互にやってくる
果てしない思索にしおりをはさみ
宛てのない夢路に分岐をつけて
どこかの駅で降りなければいけない
どこかの駅へ乗り換えなければならない
一つの観念に留まることなく
川の流れのように
常に流れ続ける
安らぎは巣の中にあるのではなく
空とぶ鳥の羽の先にある
過去はただの観念で
観念なんてただの言葉
あるのはただ 今という瞬間
あるのはただ それだけである
言葉が追いかけるのは時の尾ひれで
時は言葉の手のひらから瞬く間にこぼれて流れる
時と共に流れているのは
空を飛ぶ鳥であり
流れる川の水である
命を運ぶ笹の葉の船
心を流れる血脈も
時間の限り流れ続ける