今日の朝刊に掲載されていた二つの教えに心を引き締めました。




ひとつは

着物デザイナーの池田重子さんの言葉


美しく生きて行く環境を志さなくてはなりません。

それを失うと美学を守れなくなる。


書き手はIKKOです。


人生はいつも分かれ道だ。


と言うのは彼女(私はIKKOを女性と認識しています)の言葉です。


凄く心に残ったのは


判断し選ばなければならない状況は、絶え間なくやってくる。

その時に、愚痴を言い合う仲間達で傷の舐め合いをして落ちていくか、

一つの光りに向かって苦しくても正しい方向に向かっていくか

この二つだと思います。


他の誰でもない自分自身で、

その分かれ道を見極め心の中にある夢から迷子にならずに進んで欲しい。




今、私が進もうとしている道への厳しい提唱に思えました。


そして、もう一つ・・・

私がいる世界にも通ずる言葉・・・



若い人のセンスはよくなっている。

けれど美に関わる業界でステップアップできない人も増えているのです。

なぜだかわかりますか?

それは成長するための我慢ができないからです。


才能やセンスは、磨かなければ仕事に生かせないのです。

そのためには先輩に教えを受けてステップを上がっていかなくてはならない。

自分の常識の範囲内では考えられないような異なった価値観も、

ぐっと我慢して飲み込まなくてはならない。


自分の理屈や常識がすべてでは、

もうそこから成長することができないのです。




最後に彼女はこう結んでいます。




覚えておいて欲しい。

一つのステップを上がる時には、

一つの我慢で乗り越えるということを。


愛を込めて IKKO




彼女は私より3歳年下。

私には計り知れない人生を歩んでいるはず。







そして、もうひとつは

「道を開く」

松下幸之助の本のタイトルです。

書き手は三國清三。

「オテル・ドゥ・ミクニ」のオーナーです。



実績も資金もない状態のスタートは支えてくれて応援してくれる人がいたこと。

そして

信用と

腕と

お金

のうち二つ揃えば店はできる。

君には信用と腕があるじゃないか。

そう言って背中を押してくれた人がいたと言います。



それでも、23年前にはバッシングを受けて辛い道を歩んだと振り返っている。


一人で歩いていくという不安は本当に大きなものです。

自分で自分の仕事を信じていても、

世間が束になってバッシングしてくるという辛い経験は本人にしか分からないものでしょう。


そんな僕を10代の頃から支えてくれたのは、松下幸之助さんの「道を開く」という一冊でした。

チャンスというのは準備をしていないと掴めないものだから、とにかくできる限りの渾身の準備をしておきなさい。

そしてチャンスに気付く心と技を鍛えておきなさいというのが本の教えです。

と書かれていました。

北海道出身の彼はスラーク博士の言葉

「青年よ、大志を抱け」

も挙げていました。

溢れるような強い生き方がきっと人の背中を押すのだと思います。

とも書かれていました。



三國さんは私より5歳年上。

時代を駆け抜け築き上げた人です。


三國さんも

IKKOも

どちらにも私は


パオイニア


と言う言葉を思い浮かべました。



私は二人の真ん中辺りの年齢です。

なりたいパイオニアは何なのか。


それは・・・

おいおい形になって行くと思います。

人生は一度しかないです。

来年の星めぐりを信じて進みます。


今年培って積み重ねたものは私の人生を左右するものでした。

それを信じたからこそ不安がいっぱいでもそれを掴みました。


二つの星は相乗効果を持ってどちらも今以上に

どちらもこの先も

輝き続けて

その光りで自らをも

そして周囲も

照らし続けることを願います。


願いは・・・

叶えるものと言うのが二つの星の信条なら

きっとそれはもう叶うことが約束されているのかもしれません。






来年は新たな煌きの年になるはず。

そのスタートを切るためにも残りの明日からの1ヶ月を楽しみながら輝きながら進みます。


そして、今日心に残った二人の言葉も心にとどめて頑張ります。




☆美しく生きて行く環境を志す


☆分かれ道を見極め心の中にある夢から迷子にならずに進む


☆三つのうちうち二つ揃えばできる


☆チャンスというのは準備をしていないと掴めないものだから、とにかくできる限りの渾身の準備をしておく


☆チャンスに気付く心と技を鍛えておく