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バーチャルリアリティ

新しい手法のバーチャルリアリティだと思った。


没入感のある映像などを見せるのではなく、


操作している感覚そのものが


バーチャルな世界を表現している。


そのサイトは「Try drugs 」。


ドラッグを使った時の感覚が体験できる。


ドラッグの種類によって感じ方は大きく変わるが、


どれも実に不快で(それだけクオリティが高いという意味だが)、


この先も絶対薬物には手を出すべきではないと思わせる、


非常に訴えるものがあるコンテンツだった。

場面のデザイン

佐藤卓 氏が手がけた


「ロッテ・ミントガムシリーズ」のリニューアルデザインは、


デザインに関わる人なら誰もが知っている有名なものである。


このデザインの大きなポイントの1つは、


ロゴタイプと絵柄を商品の2面に振り分ける、


というアイディアだった。



商品が売り場にディスプレイされた時に、


正面と上面が同時に見えるというシチュエーションを考えて、


これら2つの面を有効に活用したデザインが生まれたのだと言う。


パッケージデザインだからと言って、商品単体だけを見つめるだけでは、


このような発想には至らなかったであろう。



深澤直人 氏のデザインによるauの携帯電話、「neon」


極限にまで研ぎ澄まされたシンプルなデザインは、


発売当時、高い人気を博したが、


このneonが優れていたのは、見た目や、


「携帯電話としての」機能性だけではない。



家に帰れば携帯されない携帯電話に、


充電スタンドと組み合わせて、「置時計」としての役割を与えている。


さらに、ミュージックプレイヤーとして、


スピーカーにつなげることも想定されている。



このように、優れたデザインには、


いつ、どんな場面で、どのように使われるのか、


様々なシチュエーションに対する心配りが見える。



デザインに頭を悩ませている時、


こうした俯瞰的なモノの見方ができないと、


ごく限られた状況にしか思いが及ばなくなり、


小手先のテクニックに終始してしまいがちになる。



デザインが、日常生活にどのように溶け込んでいくのか。


いろいろな場面に思いを働かせて、考えていかなければならない。

はちみつボイス☆知展

南堀江"knave" へ、ライブを観に行った。


2番目に出演した"はちみつボイス☆知展" は、


高校時代からの友人で、ミュージシャンとして、


かつては東京で、今は地元を拠点に頑張っている。


彼のエンターテイナーぶりはますます磨きがかかっており、


とても楽しい時間を過ごした。



演奏された曲の中でも、「楽園」 という曲の時は、


感激で泣きそうになった。


彼が8年前ぐらいに書いたと言うその詞は、


力強くて、生きていくための勇気を与えてくれるようで、


今この年齢で聴くとより強く訴えてくるように思えた。



彼には、これからも頑張っていって欲しいし、


もっと多くの人に彼を知って欲しいと思った。

制約をバネに

かつて、米米クラブがデビュー8周年を迎えたとき、


米が「八十八」と書くことから「8」という数字にこだわっていた彼らは、


八角形の形をした日本武道館でアニバーサリーライブ(※)を行なった。

※ソニーミュージックエンタテインメント THE 8TH OF ACE


その時、ステージのデザインや衣装、グッズなどのデザインを手がけていた


カールスモーキー石井は、武道館に掲揚されている日の丸がネックだと感じていたが、


最終的には「セットの一部にしちゃえ!」と、


日の丸をモチーフにしたデザインコンセプトを作り上げた。



どんなデザインにも、「制約」というものはつきまとう。


予算、技術、ルール、習慣など、


作り手が自由にできないことは多々ある。


多くの場合、それらは「縛り」となって、


発想の幅を狭くしてしまいがちだが、


中には、そうした制約を乗り越えるどころか、


すばらしいアイディアに発展させているケースもある。



TVCMでよく見かける、「○○はイメージです。」というフレーズ。


多くのCMクリエイターが、できれば入れたくない要素に違いないが、


クレームなどの諸問題を避けるためか、無くなる気配は無い。



こうしたCM業界の習慣を逆手に取って(かどうかは分からないが)、


エースコックの「本焼きそば」 のCMは作られている。


最初は「効果音はイメージです。」というフレーズとともに、


麺を焼いている映像。


最後に「このうまさは本物です。」というフレーズでしめくくっている。


視聴者への免責だけではなく、商品のおいしさを伝える手段に取り込んでいるのが、


かなり面白い手法だと感じた。



他の例としては、「デザインバーコード」


本来、義務として商品デザインの隅にレイアウトされていたバーコードが、


デザイン要素のひとつとして活用されている。


(当然のことながら)バーコードとしての本来の機能も果たすために、


どこまでアレンジを加えても大丈夫なのか、


技術的なノウハウも蓄積されているに違いない。



このように、デザインの足を引っ張るように思われる要因も、


アイディア次第で、非常に魅力的なデザインに昇華できる。


デザインに取り組むとき、こうした考え方を大事にしていきたい。

ユーザの持ち時間

近年、動画や音声をふんだんに使った


コンテンツを目にすることが多い。


接続環境の帯域の増加に伴って、


ローディングに要する時間は短くなったが、


閲覧に要する時間は当然変わらない。


むしろ、長尺の動画などが使われているために、


以前より、閲覧に要する時間はどんどん長くなってきている。



「続きはWebで。」


TVCMでは、こうしたWebへの誘導が定番になっている。


TVCMに与えられた15秒、30秒では伝えきれないことを、


Web上で伝えようとするための戦略であろう。


この考え方自体が決して間違っているわけではないが、


例えば、サイト全体を閲覧するのに1時間かかるとすると、


誘導されてきたユーザは、それだけの時間を費やして、


全てのコンテンツを見てくれるだろうか?



社会人でも学生でも、現代に生きる人々は忙しい。


TVや新聞、本、DVDを見ないといけないし、


携帯で電話、メールしないといけないし、


勉強も遊びも、しないといけない。


当然、家事や子育てにも、


侮れないほどの時間を割かなければいけない。


誰しも、ネットばかりやっているわけではないのである。



こんなに忙しい人々に対して、


作り手側の思いがふんだんに盛り込まれた


こってりしたサイトを用意しても、


結局途中で敬遠されてしまうに違いない。



これからのWebサイトづくりで重要なことは、


ユーザの時間を何分何秒使うかということを、


シビアに意識することではないだろうか。

デザインの領域

「デザイン」とは何だろうか?


Webコンテンツ制作、リッチコンテンツ制作という仕事に携わって数年、


いつもこういったことを考えるようになった。



一般に、デザインという言葉から連想されるイメージは、


「モノの色や形を考えること」とか、


「新しくて刺激的なものを作ること」だと思われがちだが、


そうしたことだけではないと思っている。



例えば、飲食店のテーブルの隅に束ねて置いてある紙ナプキン。


上端を2、3cm ずらして折り畳まれているため、


仮に軍手をはめていたとしても、つまんで取ることができるだろう。


こういう何気ない工夫を発見すると、


「デザインされているなあ。」と感じる。


また、普段気に入って使っている、床屋のタオル。


普通のフェイスタオルより少し長い布地の真ん中には、


赤い線が1本引かれている。


この1本の線は、折り畳んで蒸しタオルをするとき、


または洗濯して干すときなど、


床屋さんの仕事の中で、さり気なく役立っている。



Web ページにしろ、日用品にしろ、雑誌にしろ、車にしろ、


何かモノをデザインするということは、


誰が、いつ、どのように使うのか、とか、


誰に、何を、どのように伝えるのか、とか、


モノの基本設計をすることが本質ではないかと思う。

Another View Point

コーネリアスの曲で、最も好きな曲のひとつ。


Another View Point


タイトルも意味深で、カッコいいので、


ブログのタイトルとして使っていた。



これまで、日記のような内容を書いていたが、


それだけではブログを続ける動機としては弱く、


もっと他の活かし方があるんじゃないかと思っていた。



これからは、普段の生活、仕事を通して、


思ったこと、感動したこと、覚えておきたいことを、


書き留めておくことにした。


そして、ありきたりな内容で終始しないように、


このブログのタイトルと同じように、


「もうひとつの視点」


を意識しながら、物事の考え方や見識を養っていこうと思う。

来客

1人目。出張帰りの親父。


娘は、3ヶ月ぶりなのに、じいちゃんの顔をちゃんと覚えていた。


60歳を超えると言うのに、まだまだ忙しそう。


体を大事に、元気に頑張って欲しいと思う。



2人目。東京在住の友人。


音楽活動をやっている彼は、


日帰りで大阪に仕事をしに来ていた。


来春は、地元に拠点を移し、


新たな活動を展開していくそうだ。



彼の生き生きとした話に、


自分も何だか、焦りのようなものを感じる。


負けないように、しっかり頑張っていこう。

初売り

返品したジャケット の代わりを買うため、


初売りに出かけた。


が、なんば、心斎橋、梅田を回っても、


欲しいものが見つからず。


NICOLE にカッコイイコートがあったけど、

白とブラウンだけで、欲しい色がなかった。

惜しい。残念。


結局、お土産のケーキだけ買って、帰宅。



初詣

妻と娘、お義母さんと初詣へ。


おみくじを引くと「吉」だった。


初めて知ったが、「吉」は「大吉」の次に良いみたいだ。


で、内容は、


計画したことを、わき目もふらず実行すれば、


必ず実現する。


というものだった。


新年早々、力強い励ましを受けたようで、嬉しかった。