第1話 (運命の出逢い)
夏休み、太陽の光が突き刺さるぐらい暑い季節。
俺は家でアイスを食べながら扇風機に当たる
コレが日課だ・・・・
外にも出たくない。
だが、男友達から近くの公園でキャッチボールを
やらないかという電話が来た。断ろうとはしたが
親に『5日も家で怠けるのは良くない』と言われて、
その友達とキャッチボールをすることになった。
俺は友達に課題の話をするも直ぐ会話が終わる。
すると、友達から
男友達「最近の調子はどう?」
直ぐ終わりそうな会話をし始めたので
終止符を打つように俺は
自分「調子は、いいよ」
という言葉で返した
こうゆうのは直ぐ終わらせた方が良いと思った
男友達「そっか、何かごめん」
ほんとにそうだ。
正直初対面からコレはアウトだ。
せめて課題の話なら続けられる自信はあったし
なのに調子はどう?何だこの会話は初対面か
と思いながらキャッチボールをしていると、
男友達「あっやべ(笑)」
男友達が笑いながら、やらかした
そいつの投げたボールが
隣の家の庭に入ってしまったのだ。
自分「どうすんだよ」
と友達に聞いてみると
男友達「取りに行ってくんね?」
はぁ?お前が行けと言う余裕もなく
友達が帰る支度をし始め、そして
男友達「じゃあ!よろしくぅ」
と帰って行った。
俺は仕方なくソコの家に向かった。
自分「てかこの家デカくね?」
外観は落ち着いた白いレンガの家で
窓らしきものが庭の方にあった。
入れる所が裏庭の錆びた柵からしかなく、
俺はこっそり入り静かに探し始めた。
自分「どこだぁー」
と独り言を言いながらボールを黙々と探していた
微かだが、後ろの窓から何か「トントン」という音が
俺はその方に体ごと動かしてみた。
-----すると-------
彼女「"あっち"」
と窓の硝子越しからモコモコのパジャマを着た
女性が指を刺したいる。俺は教えてくれているが
まず関係なしに、見た瞬間に一目惚れをした。
これが君と初めて出会ったキッカケである。