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あぼかど ぶろぐ

生きることは創造すること。どこまで楽しく創造的に生きられるか? 心に響いたことを書き留めます。

幾何学から、生きている意味を解読できる。

1人1時空。

それぞれの人体が、1つの宇宙。

 

 

 

 

しずくの幾何学

 

 

以下、動画に貼り付けてある文章のコピーです。

子どもの頃に空想していたことが、蘇ってきました。

空想は空想ではなかった、、のかも。

 

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この手紙が君に届くことを祈っている。




僕は君が好きだ。




粘土板が葦とパピルスに変わり、紙とタイプライターに変わり、 キーボードとデスクトップに変わり、音声認証と自動筆記に変わっても、僕は 君に手紙を送るだろう。




君はこの世界に馴染めなくて苦しんでいる。




人とはど んな存在であったか忘れられなくて、だから必死で想い出そうとしている。




僕は答えを知る本当の大人に出会った。




大人になれなかった大人しかいないこの星で。

そこに仲間がいた。




君を紹介したい。だから連絡が欲しい。




この星は、人でないものによって支配されている。




虫は群知能のシンボルなんだ。

個体は単純な反応で動くが、群れとなったとき に強大な知性を発揮する。

アリ塚を造るアリは、自分らが築き上げているもの の全体像を知らないだろう。だが巣は完成する。巣の形状を司る知性がある。 群全体で一つである、そういう種類の知性が。




同じことが自動車でも現れているとしたら?
 

一体一体は知性を持たないが、群 れとしての知性がそこにあるとしたら?

土を固めて巣を造るハチの群れのよう に、アスファルトを固めて彼らは巣を造っている。粘菌と同じ形状の巣を。

そして、カッコウの托卵と同じ原理が働いている。僕たちは自動車昆虫を動か すその背景、経済と情報の流れによって彼らの卵を育てている。

僕たちはこの経済システムに則って生活している限り、自分らの子孫を殺しながら、彼らが 望むものを創り上げることに誰もが参加している。

そして肉体を捨てて代替現 実に撤退しようとしている。

喜び勇んで、鼻息を荒くして。




この星の現状は、僕の責任なんだ。

そして君の責任でもあるんだ。 

だってこれは、僕らの宇宙で起こっていることなんだから。




僕たちは傷ついている。




互いにどうやって信頼を築けばいいのかわからないから、貨幣を始めとするあらゆる偶像によって関係を代替しようとする。

わから ないのが恐くて、わかってもらえないのが恐くて、わかったフリと興味ないフリをする。

そうしているうちにどうやってわかりあえばいいのか忘れてしまう。 もうそんなことやめたいんだ。




本当に本当にうんざりしてるんだ。




わからないなら学べばいい。

ただそれだけだったんだ。

絶望でこの時代を締めて、希望で別の時代を拓こう。

僕たちはまだ身体を持っているから、また会うことができる。

生きた群れとしての在り方を想い出そう。




人としての誇りを取り戻す時が来た。

 

By Kenta Cobayashi
(pirates of universe)