「いい人いるけど、会ってみない?」

職場の先輩から、声をかけられました。正確にいうと、失恋してから周りの人に「イイ人いませんかえーん?」といつになく積極的に営業した結果、こんな風に言って貰えたのです。

失恋を癒すには、新しい恋をするしかない❗・・と、どこかの恋愛本に書いてあったことを、藁にもすがる思いで信じて、出会いを探していました。

「サークルの歴代飲みで知り合ったんだ。どうする?」ど・・どうするも何も心の準備が(←自分からお願いしてるのに)。でももうどうとでもなれ笑い泣き1度会うだけだし!合わなかったら、直ぐ断ろう!

根本が干物なので、こういった異性の出会いの場が苦手なのです。でも失恋して正常な思考回路じゃなかったんでしょう。失恋の苦しみから逃れたいがために、彼に会いました。

彼は、元カレとは真逆のスペックでした。高身長、高学歴、収入に関しては高収入じゃないけど、私より上でした。

この時私は、生まれて初めてスペックという言葉を学んだのです。

そして彼との出会いは、この上なく悲しい結末を迎えることを、この時の私は知るわけもなかったのです。

なぜなら彼は、スペックを振りかざしたアンドロイド君だったのですポーン