消えてしまう
世界が薄暗く何も感じない
背中が痛くて動けない
左の卵巣がずきずき重い
血がだらだらと出てくる
あやしい痛み
胸がつまり行き場のない静けさ
力が抜けていった
安心が優しく身体を包みこむ
終わりを意識した
声に出すことはなかった
剥がれ落ち溢れ出た
共に生きあたためてきた
胎児がいるように愛おしく
体を抜けて魂こそがそのもの
ふたたび、繋がったとき
中でぐるぐると舞い上がる
竜巻のように
風の精のように
勢いよく舞う
へその緒は赤い糸
永遠は魂のなか
記憶の中で再会する
光の粒
きみどりの光
温かなぬくもりの優しさ
黄色い子ども
透明な魂の流れ
美しすぎて
こわくて
さみしい
世界が薄暗く何も感じない
背中が痛くて動けない
左の卵巣がずきずき重い
血がだらだらと出てくる
あやしい痛み
胸がつまり行き場のない静けさ
力が抜けていった
安心が優しく身体を包みこむ
終わりを意識した
声に出すことはなかった
剥がれ落ち溢れ出た
共に生きあたためてきた
胎児がいるように愛おしく
体を抜けて魂こそがそのもの
ふたたび、繋がったとき
中でぐるぐると舞い上がる
竜巻のように
風の精のように
勢いよく舞う
へその緒は赤い糸
永遠は魂のなか
記憶の中で再会する
光の粒
きみどりの光
温かなぬくもりの優しさ
黄色い子ども
透明な魂の流れ
美しすぎて
こわくて
さみしい