あの日からずっと後悔してることがあって

まず、私の仕事で痛めた腰と母さんの腰痛を同一視してたこと
完全に同じとは思ってなかったけど、母さんも高いところから重い物取ったりするみたいだったから私の留袖たたみ過ぎか箱運び過ぎの腰痛と同じなんじゃないかって思って整骨院じゃなくて整形外科に一回行った方がいいんじゃないかって言えなかった。
いつも多少の体調不良は隠す母さんがあんなに痛いって言ってたんだからもっと重要視しなきゃいけなかった。私が腰を痛めてなければ治らなくてもまだ一緒に居られたかもしれないのに

そして入院して一か月くらいたった時に、どこかで歌ってる声が聞こえるとか犬の鳴き声が聞こえるって言ってたのを聞いて、そっちに意識を集中させるようなお願いをしたこと。
腰が痛くて寝返りとかも大変だから携帯もあまり触れないし、ただぼーっと痛みと向き合って毎日を過ごしてるみたいだったから、何か心に留めることを作って話してもらおうって思って、次来るときにどんな歌だったのか教えてよ。って。どんな犬っぽい鳴き声だったか覚えておいてって言っちゃった。
歌はまだしも病院内Sしかも8階とかの高さで外の音もあんまり聞こえないのに犬の声が聞こえることなんてありえないはずなのに。
もしかして意識が朦朧としてたりした時の幻聴で、あんまりそっちに意識を寄せたらいけなかったんじゃないかってずっと思ってる。

亡くなる前の日に、半日一緒にいたのに大好きだよって伝えられなかったこと。ずっと母さんもう危ないかと思ったって話してたから終わりが近いのは察していたはずなのに。そんなすぐ死んじゃうわけないって、母さんはここからよくなるんだって慢心して伝えられなかった。そんな簡単に奇跡が起こるなら奇跡とは言わないのにね。

そして最後、棺桶にぬいぐるみを入れてあげられなかったこと。

多分私はこれからもずっとこれらを後悔しながら過ごしていくんだろうし、もっと後悔することを思い出して背負って生きていくんだと思う。
本当にごめん
もっと一緒に居たかった。話したかった。

まだ写真も出せず箱にしまったままでごめん。
まだ夢に見るし頭から離れない
こんなに弱い娘でごめん。はやくかあさんにあいたい