モモイロインコ16日目
バーニーも順調です。
16日目の体重は126g
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酔っ払いのネクタイの様です。
バーニーも呑める男だと信じていました。
しかし、性別判定結果は雌です。
血液を採取しDNA鑑定をしたところ、5年目も雌でした。
バーニーには4羽の姉が存在しますが、ここ5年間毎年雌。
おかげで今年こそは雄をと考えてしまいます。
同時に、毎年3卵産みますが、結局自力で卵から出てくる雛は毎年1羽。
何かに問題があるのだと試行錯誤の状態ですが、1クラッチ3羽の雛の誕生を望む日々です。

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私の雄を望む気持ちが今年も夢破れ、彼女はすくすくと成長します。
最近は、ブルーダーケージを開けると威嚇したりしてきます。
本能で警戒しているのだと感じます。しかし、フォーミュラーを与えるスポイドを目にすると、表情が一瞬で変わります。この辺り、本能では人間を親だと思う回路がないと想像しています。しかし、そうした本能も毎日毎食餌を与えられる事により自然と薄れ、人を親のように感じるように育っていくのではないだろうかと考えます。鳥を鳥として尊重すると、人工繁殖にも問題点があるのではないかと考えています。
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正面からみると、カメに似ていませんか?
冠羽が生えていない状態の顔は、カメに似ていて、鳥の祖先が恐竜であることを再認識させられます。
背中の羽はまだまだですが、翼の羽は揃ってきました。
ポイポイと羽の揃い方を比較してみると、とても面白いです。
また、そういう視点をまとめたいと思っています。
ホオミドリアカオウロコインコ43日目
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羽も生えそろい、いよいよウロコらしくなりました。

巣立ちまで7週と言われている種類ですので、そろそろ育雛終了間際かと。
43日はあっという間に過ぎ去りました。
最近はブルーダーケージから、ケージに移し、ヒーター加温のもと自分で食べられるように移行中です。
どうも甘える性格の様で、我侭に負けそうになりますが、厳しい態度で対応しています。
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ポイポイは触られる事を好む性格のようです。
私自身の考えとして、将来鳥としての集団生活を送れるよう重視して育てています。
しかし、人に育てられた鳥は接し方にも要因があるのではないかと推測していますが、人に興味を持ち、人との関係を望む鳥も居ると認識しています。繁殖個体ならではの問題だと考え、良し悪しはありますが、鳥か人か、あるいは両方に興味を持つのかを決めるのはその鳥自身だと考えています。また、育てる方法や環境も様々なパターンが存在し、最善はその鳥が喜ぶ方法を考えて行く事が重要ではないかと考えています。同じ種類であっても、自然下で生きる野生個体と、飼育下で生きる繁殖個体は全く別のものだと考えています。
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ポイポイは1羽で育ったためか、人に興味を持ってしまった様子です。
鏡を見ても、自分を鳥だと認識しているか心配です。加えて、昨日バーニーに餌を与える場所に一緒に出していたら、バーニーの翼を齧ってしまい、バーニーも驚かせてしまう最初のコンタクトとなってしまいました。
今後が心配です。
ブログタイトルを変更いたします。

AVE2からABC日記に変更致します。
AVE2をご覧下さっていた皆様には、突然の変更に伴いご迷惑をおかけして誠に申し訳ございません。
ブログの趣旨を考えると以前のタイトルでは問題があると考え変更いたしました。
AVE2を親しんで訪れて下さった皆様には、ご迷惑をおかけする事になり申し訳ございません。

今後はABC日記として、今まで以上にできる限りの育雛情報をアップしていきたいと考えています。
どうぞ、これからもABC日記を宜しくお願いいたします。


モモイロインコ15日目の状態です。
バーニーはかなり巨大化しています。
やはりこの時期の成長は神秘的に感じる勢いがあります。


前回と比べても大きくなりました。

4日目のバーニー。
$aveです-右手上げ


小さな頃が懐かしい
$aveです-全体


$aveです-バーニーカップ
こんなカップに入る頃が懐かしい

15日目に入り、この時期の旺盛な成長にほっとしている。
オカメインコの後、ポイポイもバーニーも順調で喜ばしい。
そろそろバーニーにはクローズリングをしようと思う。
いつも忘れて、後からオープンリングで後悔が残る。
ポイポイも忘れてオープンになってしまった。
特にインコはリングを齧ったり外したりすることができるので、BREED個体ならではのクローズが良いと思う。
無い方が良いが、個別の管理を必要とする場合、目視で確認できるリングは容易だと思う
モモイロインコが孵化して7日経過した。
2012/2/17 BODY WEIGHT 13.1g
2012/2/22 BODY WEIGHT 25.8g

今のところ、大きな問題もなく経過。
しいていえば、ヒーターの電球に届くようになったため、目をはなした隙に鼻の頭を少し火傷した様子。
ブルーダーケージを交換しなかった自分のミス。
痛恨のミスをしてしまい、翌朝、ポイポイのケージと交換。

モモイロインコの幼名を「バーニー」とする。
今回はオーストラリアの鳥にちなみ、場所から外れてしまってはいるが、タスマニア島のバーニーの地名を頂戴した。

さて、このバーニー。
毎夜、煩い。
特に、最近煩い。
$aveです-20120223

ブルーダーケージ内の電球のコードに餌を要求している。
大概の雛は、このコードに餌を要求し、執拗に餌を欲しがる声を出す。
いつも上部に収納するのだが、上手く配置しないと届くようだ。
ちなみに、ポイポイは比較的この行動が少なかったように思う。
その代わりに、ポイポイの自由な思いでバーニーより何倍も煩く鳴いていた。
しかも、理由があまり良く分からず、覗き込むと体を隠して黙っていた。
体はモモイロインコと比較しても小さいが、流石はコニュアと云うべきか。
種類による差なのかも知れないと思う。

さて、
このバーニーの凄さ。
ぜひ、動画でご覧頂きたい。


本来は羽の動きが高速回転しているのだが、どうもこのカメラでは追いつけない様子。
ほんの少しでも理解していただけるとありがたい。