手作り納豆 | 森中あゆみの「山と薬膳で、ココロとカラダをまるごと養生♩」

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「世界の国の人と自然」を愛するヨメが
「岩と雪と氷」を愛したダンナと
日々のつれづれを発信します。

中央卸売市場では、牡蠣以外にもお買いものをしてきました。
小粒の黒豆と都こんぶ。


うちの父は毎朝、納豆を食べます。うちにあるヨーグルトメーカーで簡単に納豆は作れ

るのですが、大豆が大きいとご飯とのバランスなのか嫌がるので、いつもスーパーで

買ってるのです。小粒の大豆を探しましたが売り切れとのことで、黒豆の小粒を買い

ました。一時期、黒豆スープにハマってた時に買ってたものですが、これを納豆にして

みることに!!

で、2日かけて作りました。納豆菌は、市販の納豆を使いました(白い粒)。私的には

悪くないと思うけど、さて、父のお眼鏡にかなうでしょうか…。明日朝が楽しみです。

黒豆を炊いたときの煮汁はポリフェノール満々で捨てるのもったいないので、ご飯を

炊くのに使いました。形の違う粒は、もち麦です。黒豆の風味が、もち麦の臭さを押さえ

イイ感じです♬


大阪人ならだいたい知ってる「中野の都こんぶ」

堺発祥のおやつ昆布です。子供の時、児童会などで遠足に行くときにもらうお菓子の

パックによく入っていました(笑)!1×5センチくらいにカットされたペラペラ昆布が小さな

箱に入ってるのですが、それがめっちゃ酸っぱいのです。

堺には北前船が入っていたために、河内木綿などと引き換えに大量の昆布を仕入れて

沢山の昆布問屋があったそうです。今も残っているお店があります。関西の出汁文化も

納得できます。しかも堺は刃物も有名。これは鉄砲が堺に入ったために鍛冶屋が増えた、

という流れがあってのことなのですが、今は堺の包丁といえばちょっとしたブランドなの

です。その刃物を使って削った昆布、おぼろ昆布やとろろ昆布も堺発祥です。

で、昆布問屋に丁稚奉公していた中野少年、商品にならない切れ端の昆布をおやつに

食べながら、切れ端でも味がついてたら売れるかも?と考えたそうです。京都出身で

「都こんぶ」。ちょっとしたアイディア、しかも廃材利用だなんて・・・。100年以上も続く

お店になるとは思わなかったでしょうね。


で、です・・・。


普通はその箱(15g)が100円位なんですが、切れ端の都こんぶの製造工程で出た、

さらなる切れ端が時期限定で売られているんです。その情報は前に妹から聞いていて、

そのタイミングがいつなんだろう、てな話をしていたのですが、何気にいった卸売市場の

お菓子屋さんに売ってました! 60g入りで100円!!


1×5センチでもたいがい酸っぱいけど、切れ端はメチャデカいのが多くて、昆布だから

簡単にちぎれず、パクっと食べたら、酸っぱい酸っぱい!!一切れ食べたら、翌日まで

もう食べたくなくなります。ので、何日も楽しめる、というか、何日も残ってるという・・・、

ある意味、お買い得にも程がある一品なのです。恐るべし、エエ町「堺」