山の新企画、スタートします。
山の図書感
”かん”は「館」ではなく「感」です。
山岳本を読んだ人が、あらすじを参加者に披露して、内容をみんなで共有し、その本
から、山の素晴らしさや厳しさ、岳人がどんなことを考え、どんな姿勢で山に対峙して
きたのか、などを語りあう、参加型のプログラムです。
単純に山や旅へのあこがれの気持ちを話すだけでも良いと思っています。どんな話に
広がっていくかは問題にはしていません。終わった後に、あぁ、その本の存在を知って
よかったな~と思える程度でもOK!!
そんなことで、
本から何かを感じとるから、「図書感」です。
本を読んで披露してくれる人を、チーフリーダーと呼ぶことにします(笑)!
登山のCL(Cheif Leader)ではなくて、CR(Cheif Reader)ってことで!!
英語的におかしいかもだけど、まぁそこはスルーしてください。
CRはどなたがなってもOK、本を読んだ後、皆にシェアすることで、さらに
深く内容が入ってくると思いますよ~~。気軽にCRに候補してくださいね~~。
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第1回 山の図書感は・・・
4月27日(木) 金剛山で行います。
『ネパールのビール』吉田直哉著(日本エッセイストクラブ編)文春文庫
初回は、皆さんもその場で本を読んでいただけるように、短編のエッセイにしました。
ネパールの本質が分かるような内容です。泣きます。タオル用意してお越しください。
花盛りの金剛山をご案内します。
山上でのランチは、春の養生ご飯を用意します。泣く前に腹ごしらえを(笑)!
ゴアのカッパなど、日帰りの山の装備に加え、マイカップとお湯、お箸と食器を
ご持参ください。
集合は、南海難波駅3階改札内 8時(8:08の電車に乗ります)
電車とバスがセットになった金剛山の割引切符を窓口でお買い求めの上、集合。
山のガイド料(含・薬膳ランチ)は4,000円です。
5名さまで〆切です(前日正午まで受付)。
歩くのが不安な方は、ランチ&山の図書感のみ参加でもOKです!
ロープウェーで入下山し、山上を徒歩でちはや園地にご集合ください(12時半~
1時をめどに着けると思います、ただしトラブルの際はご容赦ください)
山の図書感の参加費(薬膳ランチ付)は1,500円です。
いずれの参加も、山の保険加入が参加条件です。未加入の方は、当日でも入れる
保険をご案内します。(1日210」円・当日集金します)
お申し込みは、メール、Facebookのメッセージ、LINE、お電話、いずれでもOKです。
前日昼まで受付の、事前予約制です。
電 話 090-5909-5220 森中あゆみ まで
お申込み、お待ちしております♡
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山旅の仕事をしていると、勉強しなくちゃで、趣味の範疇を越えて、本の数が増えて
きました。また、珍しい本を海外などで見かけたら、買わなくては後悔するかも・・・、と
いう思いで買う本も多くなりました。
本を読むのが極端に苦手なのに、年間の本代は恐ろしいほどの金額になり、自宅の
「あゆみ文庫」は、ゲロゲロになっています。買ってきてそのまま書庫入りの本が
殆どで、毎日一冊読んでも何十年かかる?って感じです・苦笑!
自分では読み切れないし、人が興味を持つ山の本のジャンル(登頂モノとか、ノウハウ
本とか、エッセイとか、小説系とか・・・)も知ってみたい気もします。
手っ取り早く深めるには、自分が全て読まなくても、誰かが読んでシェアをする、という
猫の手作戦!
パイオニアたちが、山に真摯に向き合い、綿密なタクティクスを組んで、あるいは、
熱い気持ちを原動力に、恐怖や苦難を乗り越えて、輝かしい記録を残したり、あるいは
それでも命を落としたり・・・。
そんな記録は過去のものではないはず。
装備もウェアもよくなって、道も整備され、山のレベルが変わったとはいえ、山に向かう
謙虚な気持ちは今も昔も同じであるべき。
装備が良くても悪くても、経験があってもなかっても、大人でも子供でも・・・。
誰もに同じ感動を与え、怖い思いをさせることだってあります。
それが自然。 自然はあくまでも平等です。
パイオニアたちが謙虚に山に向かっていた話を読み、初心に帰ることで、思わぬ発見が
あったり、事故を防いだり、いろんなプラスがあるんではないかなぁ、と楽しみです。
ハードカバーの本はほぼ手つかず💦
近所の本屋さんに、よく山の本の古本がでます。思わず買ってしまう…。
1円以下の昔の本を、3800円とか・・・、平気で買っちゃう(苦笑)!
企画に賛同してくださる方と行きたいな~、「加藤文太郎記念図書館」
文太郎の山の道具やメモなんかも展示されていますよ。
登山中、山小屋で思わず買ってしまった一冊。北アルプスの沢に出かけた時なので、
クライミングのギア類も入っていたのに、買ったこの本、ハードカバーで重たかった・・・。
知の巨人、梅棹忠夫先生の本は、いろんなジャンルで楽しめる。これは先生の評伝。
登山家、記者、文化人類学者など、様々な視点で多数の本を書かれた藤木高嶺先生
先鋭的なクライマーである山野井妙子さん
そして、ニュージーランドにはこんな著者・・・(笑)!クレイグ・マクラクランさん
こんな著者もいる(笑)!
ふむふむ、と読みふけってしまうエッセイ的な本もあれば、ガイド本もある。
普通のガイド本との違いを感じるのは、ご本人を知るがゆえかな・・・。
冒険的登山(本人の思いは違うけれど…)のバイブル的な本を書いたこんな著者も!
そして、こんな著者も・・・
これは蝋人形だけど・・・