哲学の道 | 森中あゆみの「山と薬膳で、ココロとカラダをまるごと養生♩」

森中あゆみの「山と薬膳で、ココロとカラダをまるごと養生♩」

「世界の国の人と自然」を愛するヨメが
「岩と雪と氷」を愛したダンナと
日々のつれづれを発信します。

1994年夏、私は山岳専門の旅行会社の扉をたたき、以降、2005年までその会社で勤務した。
月の半分近くを海外出張で費やしたり、夜遅くまで残業の続く忙しい会社にあっても、

上司たちは私に、山や辺境を舞台とした旅の本質を教え続けてくれた。


それまで漠然と持っていた山や旅に対する価値観を、上司たちのおかげで、わずかながらも

自分の言葉にできるようになった。そして、それを形にしてゆく方法を少しずつ学んでいった。


ダンナと初めてデートした時、山の仕事に対する価値観が全く一緒だったことで意気投合し、

それがきっかけで結婚に至った。

自分の思いを言葉にできなければ、ダンナとの結婚はなかったかもしれない、と思うと、

私たちの愛のキューピットは、その上司だったのかな~、なんて今は思ったりする。


三峰の山行後で、多少ボーっとしていた今朝、上司からのモーニングコール。

雨降りの、朝の哲学の道を散歩しないかい? とのお誘い。

上司との時間は、私に自分らしさを再認識させてくれる、貴重な時間だ。

それとともに、目新しい見方や、知らない世界に導いてくれる新鮮な時間でもある。

今日も、新しい風を私に吹きかけてくれるかな・・・?



京都アバンティ・クライミング・スクール

蝋梅が雨にぬれそぼっている。学名はギリシャ語で「冬の花」という意味らしいが、

梅と名がつくだけに、日本人には春を想像させる花だ。

花言葉は「先導、先見」 今日の散歩の同行者とちょっと重なったりする。


京都アバンティ・クライミング・スクール
可愛い!狛ねずみさん どんぐり持ってるの?


京都アバンティ・クライミング・スクール

こっちの子は立っちしてます。


なぁ、せんせい・・・

今日、ポタリングでせんせいと行った哲学の道のカフェに行ってきたよ。

外の景色が、せんせいと見た時とちょっと違って見えたのは、なんでかな?

同じ景色でも、隣にいる人が変わると、見えるものが違うんやな、きっと。


せんせいといる時の私と違う私がいるのん、自分でもわかるわ。

どっちの自分も好きやし、どっちも自分らしいと思うねんけど・・・。

面白いもんやな・・・。


明日は晴れるかな? 良い一日になるといいな。明日も傍にいてな。