今のお若い方は「昭和枯れすすき」の記載をご覧になっても、何のことかお分かりにならないでしょうね。50年以上前の歌謡曲の題名です。「さくらと一郎」が歌った日本一貧しい曲です。貧しい人を歌った曲が売れる訳がないのですが、TVの連続ドラマで採用されると100万枚を超えるヒット曲となりました。

 

3個型弱リンクにのめり込んでいましたので、この程まとめてみました。「3個型弱リンクの原則」と名付けました。

3個型弱リンクの特徴は

Ⅰ.単独の3個型弱リンクは全て同じ色です。

Ⅱ.3個型弱リンクの内2個の色が決まると、残りの1個は削除されます。

Ⅲ.3個型弱リンクの内1個が削除されると、残りの2個の内1個は色が反転します。

Ⅳ.3個型弱リンクの構成員が別の強リンクや一心同体の構成員である場合は、強リンク・一心同体が優先します。

Ⅴ.ある数字の3個型弱リンクの構成員のマスが、別の数字の3個型弱リンクの構成員のマスを兼ねる場合は、使用不可になります。

 

以下に使い方見本を記しますので、伍長さん上等兵さんは是非覚えてください。

それと、仮定法命の方はご覧にならないで下さい。面白くない記述が有りますので。

 

        

ちょっとした難問です。私はこの作品を「昭和枯れすすき」と名付けました。

        

候補数字を入力したこの図から解き始めます。

        

3個型弱リンクの原則の内 Five Card Magic B です。LogicではなくMagic にしました。は一心同体です。強リンクと一心同体を「一郎」と見立てます。

        

の1との1との1は3個型弱リンクです。3個型弱リンクを「さくら」と見立てます。

        

一心同体のが確定するとすると、が確定します。

        

一心同体のが削除されるとすると、が確定します。

        

一つの領域に同じ色の同じ数字が確定してはいけません。が削除されが確定します。

        

が確定しても一心同体のは削除されるのではないかと、仮定法命の方は仰るでしょうね。ごもっともです。しかしこの考え方が仮定法の弱点なのです。これで進めると矛盾探しになります。

        

第9列にも一心同体のを削除する1が有るのです。何処でもいいのですがが決まるとするとロジックになります。

        

進めるとが確定します。つまり、どの様な組み合わせでもが確定するのです。

        

1で進めて、

        

Five Card Magic A です。は強リンク(一郎)です。この色分けにします。

          

の8との8との8は3個型弱リンク(さくら)です。

        

の8が決まると、です。

        

続いての8が決まると、です。3個の内2個の色分けが決まりましたので、残りのは削除されます。

        

8で進めて、

        

8の井桁では削除されます。

        

8で進めて、

        

5で進めて、

        

7で進めて、

        

中下ブロックの6で進めて、

        

7の さくらと一郎 が使えそうですが、

        

一心同体が優先するので使えません。

        

6の さくらと一郎 が使えそうですが,

        

7の さくらと一郎 の候補も有ります。

        

は6と7の3個型弱リンクを兼ねているので、どちらも使えません。

        

でも大丈夫です。6の さくらと一郎 が使えます。は6の強リンクです。この色分けにします。

        

Five Card Magic A でが削除されます。

        

6の井桁では削除されます。

        

中左ブロックの6で進めて、

        

3の さくらと一郎 が使えます。は3の強リンクです。この色分けにします。

        

Five Card Magic A でが削除されます。

        

3の井桁では削除されます。

        

三国同盟で、

        

7で進めて、

        

三国同盟で、

        

三国同盟で、

        

1で進めて、

        

3で進めて、

        

三国同盟で、

        

6で進めて、

        

8で進めて、

        

右上ブロックの3で進めて、

        

4で進めて、

        

2で進めて、

        

右上ブロックの1で進めて、

        

4で進めて、

        

第1行の2で進めて、

        

9で進めて、

        

4で進めて、

        

2で進めて、

        

6で進めて、

        

9で進めて、

        

5で進めて、

        

6で進めて、

        

7で進めて、

        

2で進めて、

        

正解です。

 

伍長さん上等兵さん、これくらいの難問なら難しい組み合わせのロジックを覚えるより、上記の手順で解けます。どうしても解けない時は仮置きも仕方がないと思いますが、2個同時に仮置きして進めてみてください。活路が見えて来ると思います。

 

3個型弱リンクの原則の纏めです。

Ⅰ.Three Card Magic   冒頭の特徴です。

Ⅱ.Full Housee Magic  ふきのとう定跡・愛子元年定跡・こうごう定跡

Ⅲ.Five Card Magic A    さくらと一郎

Ⅳ.Five Card Magic B      さくらと一郎(一心同体 版)

 

Magic が Logic になるといいのになぁ。

 

ご覧頂きまして有難うございました。