『逃亡車 2001』映画鑑賞。中古車を買ったが、数キロも走らないうちに壊れてしまう。中古車屋とトラブルになるが、その後、主人公にはツイてないことばかり起きる。ツイてないどころか、その車のトランクにあり得ない物が入っており、主人公は重大な犯罪事件の容疑者として捕われてしまう。事態は深刻なのに、ふざけた人物ばかり出てきたりで、トボけた味わいが全編に漂う。しかし、先の読めない練り込まれた脚本と巧妙なプロットには、必ずや感嘆するに違いない。非常に面白い映画です。伏線の回収振りも鮮やかで、最後はしっかりとまとめ、エンドロールを気持ち良く迎えることができる。お薦め。