車のフロントガラスってすぐ汚れますよね?

汚れたら拭けばいいのですが、汚れる度に拭くなんてちょっとめんどくさい。

だからウォッシャー液を噴霧してワイパーで拭き取って視界はキレイになるんですが、私はできるだけ使いたくないんです。

やむを得ずウォッシャー液を使うときは、視界不良で安全運転を脅かしそうな場合のみ。

大袈裟ですが、背に腹は変えられないな、とか思いながら使います。

 

私と同じように、ウォッシャー液を出すことに抵抗ある方って、意外と多いように感じます。

 

理由は、

・ウォッシャー液で車が汚れそう

・ワイパーで拭き取れない部分が自然乾燥したらシミになりそう

・ガラスに傷がつきそう

・周りの車にウォッシャー液がかかりそう

・ガラス撥水コーティングの寿命が早まりそう

 

といったところでしょうか。

 

 

《ウォッシャー液の補充は何を入れるか?》

みなさん、何を入れていますか?

選択肢は大きく分けて2つ。

ウィンドウウォッシャー液か、水か。

 

まず、避けたいのは水道水、または井戸水。

水道水や井戸水にはミネラル成分、カルキ、塩素などが含まれています。

ワイパーで掃ききれなかった水分が自然乾燥したときに、ガラスやボディに固着し雨染み(イオンデポジット)の原因になるからです。

 

私は色々試した結果、今は純水を入れています。

でも純水がない場合はウォッシャー液を入れた方が良いと思っています。

 

 

《ウォッシャー液の種類》

大きく分けて3種類です。

・油膜がとれるもの

・撥水効果があるもの

・寒冷地用

 

それぞれ混ぜて使ってはいけません。

特に油膜タイプと撥水タイプは混ぜると効果が薄くなったり液体が変質してシミになったりします。

一般的なウォッシャー液は軽い油膜が取れるタイプです。

自動車メーカー純正のウォッシャー液は寒冷地仕様車を除いてほとんどこのタイプです。

ウィンドウウォッシャー液は弱アルカリ性か中性です。

国内メーカーのウォッシャー液にはメタノールが使用されていることが多いですが、

海外メーカーのウォッシャー液にはエタノールが使用されています。

メタノールには毒性や中毒性があり使用が認められていない国が多いそうです。

ポルシェやメルセデスベンツの純正ウォッシャー液はエタノールが入っていました。

撥水効果があるものは、ワイパーとのマッチングが悪いとビビりが発生することがあります。

ワイパーを作動させるとキュキュっとなったり、ドドドってなったりします。

ビビりが発生した場合は、撥水用のワイパーゴムに交換するか、ウォッシャー液を入れ替えます。

寒冷地仕様のものは、希釈比率によって対応温度が変わってきます。

薄めすぎると凍結する場合があります。

 

 

《ウォッシャー液を交換する場合》

ウォッシャータンクに入っているウォッシャ液をすべて出し切る必要があります。

出し切ったら、コップ1杯分ほど水を入れてウォッシャ液を出しきって、タンクからノズルまでのホース内を洗浄します。

タンクが空になったら、新しいウォッシャ液を補充します。

 

 

《希釈はどのくらいするの?》

希釈せずに使うタイプか、希釈して使うタイプかを確認します。

希釈する場合は、水で薄めて使います。

比率はそれそれの商品ごとに違いますので、使用方法をよく読んでください。

水はできれば純水が良いですが、水道水でも構いません。

井戸水はシミの原因になりやすいのでおすすめしません。

 

 

《ウォッシャ液を使ってはいけない場合があります》

ウォッシャ液を噴霧すると、ワイパーも同時に作動する車がほとんどです。

汚れの種類によってはガラスに傷をつけてしまう場合がありますので注意が必要です。

砂ぼこりや粉塵、泥などが付着している場合は、ワイパーの使用は控えた方がいいでしょう。

土のグランドや工事現場付近などに駐車していた場合は要注意です。

この場合は多量の水で洗い流すことをおすすめします。

 

 

以上、ウィンドウウォッシャ液について綴ってみました。

次回はコーティングについて書いてみようと思います。

ご覧いただきありがとうございました。

 

 

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