誰も知らないが、
中村先生に書いた一曲の歌がある。


葬儀の中
僕は
心の中で歌った。











この人達に
中村先生のことを書く資格はない

この人達
中村先生が、
病気や老衰で亡くなった場合
こんなに報道しないだろ


中村先生は
きっと こう言うはずだ。


褒めてくれるなら、
どうか、
小さな英雄達
つまり、
中村先生を支援してきた
人達を褒めてやってくれと。


世間は
冷たいもんだったじゃないか
中村哲先生の活動に関心なかったじゃないか
誰が、アフガニスタンの人々の為に
寄付を集ってくれるもんか。

小さな英雄達

それは、
ペシャワール会の会員だ。

中村先生を支援してきた
人達はそれを誇れる。


中村先生に寄付金を
一円も払ったことのない
新聞記者やジャーナリストなどは
中村先生のことを書く資格はない











水が、井戸が、川が、緑が、
作物が、

闘い争いしか知らぬ
干ばつの荒れたアフガニスタンの
大地が、我々 一部の有志の
金と、
ただ1人
中村先生の勇気と信念で
政府の支援に一切頼ることなく

ひたすらに切り拓いていく光景






中村先生から報告を聞く
喜び、
満足感は
寄附金を集った有志にしかわからない世界だ。




僕も
いろいろなこと
成し遂げるために
ひたすらに突き進む
中村先生に負けないくらいの意志を持ち続ける。



中村先生のことは

小林よしのり先生が

この世に書き残してくれる。



中村先生は幸せだったと思う。

中村先生の家族には
心から申し訳なかったと思っています。