今、きっと 中村先生
恥ずかしがって苦笑いしているだろう。
今まで中村先生を知りも知らなかった人達が
中村先生は日本の英雄だと、挙って、
担ぎだしているのだから。
中村先生は
支援者の援助だけで
何十年と、
世間からは見放された
ところで
ひっそりと ひたすらに
活動をやり続けていた。
活動とは、
どの国の側でもない
どんな政府側でもない
もちろん、反政府側でもない
ただ、アフガニスタンで
困っている人達の人道支援だ。
襲撃され
殺されたから
中村先生のことで
今更
ごちゃごちゃ
言い出す人達が、やはりたくさん現れてきた 

おい、
そこの新聞記者さん、
そこのテレビ コメントさん
または、政治家さん
貴方らペシャワール会の会員ですか?
と僕は聞きたい
中村先生の活動資金
一円も支援金を
出したことのない人間が
何をごちゃごちゃ
今になって言い出すんだと。
天木とやらは、
ペシャワール会の会員か?
寄付金を払っていたのか?
違うなら、
語る資格無しだね。
僕は、
中村先生の報告を
いつも楽しみにしていた。
水が、井戸が、川が、緑が、
作物が、
闘い争いしか知らぬ
干ばつの荒れたアフガニスタンの
大地が、我々 一部の有志の
金と、
ただ1人
中村先生の勇気と信念で
政府の支援に一切頼ることなく
ひたすらに切り拓いていく光景
宏大な開拓だ。
中村先生から報告を聞く
喜び、
満足感は
寄附金を集った有志にしかわからない世界だ。
はっきり言って、
日本政府に
税金使っていろいろやられたら、
中村先生は確実に嫌がる
昨日、報道ステーションの
後藤謙次って ジジイが
政府専用機を出すべきだと
語っていたが、
全くズレている。
中村先生は、
日本政府の支援などは
絶対に受けない
あくまで非政府組織