2017年
3月18日
僕はフェラーリを売ると決めました。

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天気の良い三連休

大金を注ぎ込んだマイフェラーリは
大渋滞と格闘していた。

僕は、
渋滞の中
フェラーリをノロノロと運転しながら、

アホらしい!
何が楽しいんだ!
馬鹿馬鹿しい!
もう売る!

何度も何度も叫んだ。

そして、
そのまま、
高速を降り車屋さんに向かった。

そして、僕は、

整備をやってくれたメカニックさんに告げた。

『委託販売お願いします。』

メカニックさんは、
きょとん… としていました。

僕はメカニックさんに、
お礼とお詫びをしました。

こんなに徹底的に誠心誠意
整備してくれて、ほんとうにありがとうございました。

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しかし、やっぱり、先日メールしたように
気持ちが盛り上がりません。
フェラーリへのモチベーションが上がりません。

メカニックさんは、

『わかりました。』
『社長を呼びます』

そして、

社長が到着すると、

すぐさま、金額の話を詰めた。

やり手の社長は
一瞬だった。

僕は、高い値段『1200万位』をつけて出すのはチンケなプライドが許さない。

詳しくは徳大寺有恒さんの遺言をみてください。

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遊んだ車を高く売ろうとする人間は
チンケな人間だと書いてある。

かと言って安く売るつもりは全くない。

金額は、
マラネロ二号機を
買った時の金額と、
整備にかかった合計でよいのです。

やり手の社長は流石に素早かった。。
このマラネロは、綺麗だし、
ウチで、徹底的に整備したばかりだから、
きっと売れますよ!

ここまでが、3月18日のこと。

そして、 3月21日には、

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カーセンサーに出ていました。

もう

後戻りはできない。

マラネロは売るのだ。

僕は、海外に出したり、
個人的にヤフオクで売るより、
ここで売れて、
ちょっと儲けて欲しいのです。

そして、
人間的に心底優秀なメカニックさんに
ボーナスでも、、たくさん出してあげて欲しい。


これは本心です。

それには理由があって、
僕は心底、ここの
メカニックさんに惚れ込んだのです。

今まで28年間のスポーツカー生活の中で
たくさんのメカニックさんと縁がありましたが、とにかく、ここのメカニックさんは、

人間性がとても素晴らしい!

そして、
時間がかかった事で
請求額に値引きの余地がありました。

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しかし、
僕は、このメカニックさんの誠心誠意ある
対応を最大限評価していたので、

車を引き取る前
最終調整の時点で、
現金をメカニックさんに渡しました。

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もちろん、一円も値切っていません。

20年乗り続けたフェラーリとの
ダンディズムな引き際

永遠に語り継がれるような
フェラりもんのフェラーリの引き際

日本一と言っても良いくらいに
徹底的に仕上げた状態で

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フェラーリと別れる。

どのみち、
いつかは必ずフェラーリは引退する。

僕は、
1番、ダンディズムな引き際をずっと
探していたのかもしれないなと今になって思います。

フェラーリ歴20年のプライド

クチャクチャのまま、売り逃げはしない。
完璧な状態で別れる。

フェラーリ引退後も
フェラーリ20年のプライドを保持して
自信を持って歩んでいきたい。

そう思ったのです。


当面、書き残したい事が山ほどあるので、
フェラりもんの遺言つづきます。(^ ^)