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先週と同じように、また今日もGTRを見に行きました。

名古屋栄日産ギャラリーは座ったり、ボンネットを開けたり、好きかってにできるのがいいですね~(^.^)

今日はシルバーのGTRが展示してありました。

GTRは残念ながら、何色を見ても、どの角度から見ても、ボクには美しいデザインだとは思えません。

運転席に座ってみてもエレガントな雰囲気は一切ありません。

しかし、こうして何回も見に来てしまう魅力が35GTRにはあるのです。

33Rや34Rとはまったく次元が違うと思います。

さて、35GTRの開発責任者は水野和敏さんですが、水野和敏さんは一度は、はっきりと断ったそうです。

断った水野さんに渇を入れたのが、他でもない負けず嫌いのフランス人ゴーン会長です。

日本のサムライ魂を見せろ!

ポルシェやフェラーリの、度肝を抜いてやれ!!

水野さんは、日産魂を見せろじゃなくて、サムライ魂を見せろ!
と言われた事に日本人として胸を熱くしたそうです。

こうして、35GTRはニュル最速を目指しました。

ニュル1分33秒

また、Vスペックたるバージョンアップモデルは、軽く30秒を切るといいます。

ロードカー 至上最速を目指しています。

ポルシェ997GT2やカレラGTを軽くしのぐと言います。

フェラーリなんぞ足元にも及びませんと言うことのようです。

この35GTRに乗った徳大寺有恒教授は、こんな自動車が、この世に生まれるとは、自分の想像を越えていた。

日本の技術力の高さに日本人として誇りを持って死ねると書きました。

教授に言わせれば、ポルシェがここまで来るには後15年はかかるだろうとの事です。

ニュルで、997ターボより5秒以上速く走るGTRは、日本人として、とても誇らしい事です。

どこから見ても、カッコ悪いデザインと、安っぽい内装ですが、ボクには、このGTRはカッコいいんです。

フェラーリのロードカーは、ニュルを速く走るなんて事を目的にはしていないので、GTRの出現にも、まったく関係はないと思うのですが、ポルシェはニュルを意識しているわけで、このGTRの出現は相当びっくりでしょう。

フェラーリの速さの象徴はF1です。

それもないポルシェの立場は相当厳しいと思います。

日本人は、過去F1で世界1となりました。桜井さん時代のホンダです。

フェラーリが、強くなったのも、この当時のホンダの恩恵があるのは言うまでもないので、やはり日本人の本気になった時の強さ(技術力)はそうとう凄いと思います。