12月に開催される走行会のお知らせです!
イベント名称 TOYO TIRES PROXES(プロクセス)DRIVING PLEASURE
会場 岡山国際サーキット フルコース
皆様、是非ご参加ください
イベント名称 TOYO TIRES PROXES(プロクセス)DRIVING PLEASURE
会場 岡山国際サーキット フルコース
皆様、是非ご参加ください
HKSより販売されている数少ないセットアップキット。ボルトオンキットではないですが、エキゾースト関係はそのままで取り付け可能で、パイピングレイアウトは作らないといけないけど比較的使いやすいキット。
ただしエンジンは今回ノーマルなのと、キットウエストゲートだと最低ブースト圧でも約0.9kPaには到達するので、ウエストゲートな設定をさらに弱いタイプのSPに組替え、イニシャル圧を0.7kPaになるようにしました。
そうすればブーストコントローラー側でローブストとハイブーストで切り替え可能で、利便性も上がる為スプリングを交換しました。
エアクリーナーも取付、インタークーラー本体にはリリーフバルブも取り付けました。
セッティングも各回転数のMAPもほぼ決まり、イニシャルで狙った通り0.7kPa付近で収まりました。
あとはブーコンにて0.8 0.9 1.0kPaとパワーチェックをしていき下記の通りに…
0.8kPa時 382.5PS 43.7kg/m ブルー線
0.9kPa時 401.1PS 45.5kg/m マゼンタ線
1.0kPa時 417.4PS 47.7kg/m オレンジ線
と綺麗に揃いました。コンマ1ごとにこのパワー差なら、通常は0.8kPaで乗ってもらい、ここぞ!という時には0.9kPaで良いのかなということで、コントローラー側で0.8と0.9kPaにてセットアップ。
因みに過去にセッティングしているほぼ同じ状態のエンジンでTO4RやT78-29Dなどに比べるとピークはほぼ一緒になりますが、ブーストの立ち上がりは今回使用したGTⅢ-4Rの方が約300から400rpm早く立ち上がります。
今後はこのような大パワーFD3Sなんかは、今時のフルコン&電スロ化にして、トラコン制御にしたいものです。
誰か依頼してくれないかなw
今回も良い条件ではないですが忘備録のため
外気温31.4℃気圧1008.47mbar湿度50.7%
ユーザー様自身でエンジンを載せ替えされたエンジンのセッティングのご依頼。
聞くと某オークションで買ったエンジンに自分でインジェクターやエアフロその他エキマニ等々を自身で交換して最低限走れるようにして持ってこられました。
基本中古エンジンや自分で色々されている車両はトラブルが多くお受けすることはあまりないのですが、将来有望な若い方なのと元のエンジンの状態が良さげだったので引き受けさせて頂きました。
(弊社ではセッティングされる前に有料の車輌点検を行います。もしこの時に問題、例えば異音やクラッチの滑り等々があればお断りする例もあります)
今回ユーザー自身がセットアップしており、条件は…
S14エンジン
ノーマルタービン強化アクチュエータ付
エキマニからエンドまで交換
エアフロ80φR35。
インジェクター550cc
フューエルポンプ235
とのこと。
ポンプハーネス変わっていなくフューエルレギュレターノーマルだったので、最低限燃圧調整だけは出来るようにしておかないといけないのでこちらで手配して取り付け及び各部状態センサー数値の確認と点火時期のイニシャルを基準値に合わせてセットアップの開始。
ノーマルエンジンかつ中古の某オークションでの購入エンジンという油断できない状況でしたがイニシャル値からだいぶんずれていたので合わせてあげて徐々に回すも意外?!にもエンジンの状態はそれほど悪くありませんでした。
とはいえ今回はブースト圧 MAX1.0kPaの要望ですし、こちらもそれ以上はまわしたくないのもあり0.8kPaから1.0kPa まで合わせていきました。
80φでのR35といえば約500PS位で使用範疇なので明らかにオーバーキャパで低回転域エアフロ電圧値流量計測が有効に使えず、上の領域も実測値で60%強しか使えていませんでした。
400PS位までなら70φでセッティングを取った方が各色電圧値の流入空気量をセットアップしやすいので今後はユーザー様にそのようにするべきと伝えました。
最終
ブルー線0.8kPa時
278.5PS/5941rpm 38.9K g.m/4768rpm
オレンジ線1,0kPa
295.3PS/5922rpm 42.6K g.m/4788rpm
となりました。
オレンジ線のグラフのふれはブーストコントローラーの少しオーバーシュート気味になっている部分です。
意外にも綺麗な曲線が出来上がり、低ブースト圧でもパワーが思った以上に出たのが良かったです。
最後に今回の温度気圧湿度条件
気温37℃ 気圧1009mbar 湿度54.6%
競技に出られているということで弊社にセッティングのご依頼があり、元々ecuは書き換えられていたのですがアイドリングも不調で、セッティングのご依頼を頂きました。
公平を期すために何回かセッティングする前にダイナパックで回してみると中間より現状の車両状態と燃調が合っておらず、トルクが出ない状況でした。
とりあえず1からデータを見直し、VVTは数パターン作ってから合わせ込みました。
またフライホイールが4.4kgのかなりの軽量タイプを使用しており、アイドル領域が安定せずアイドルマップの条件を点火時期も固定して、出来る限りふらつかない様にセットアップしておきました。
結果
セッティング前
92.1ps/5920rpm 14.4kgm/3160rpm
セッティング後
106ps/6019rpm 15.2kgm/3819rpm
となり、本来のパワーが出るようになりました。
今回はビッグスロットルが間に合わなかったので、後日装着する為、データはビッグスロットル用のデータをインストールしておきました。
オーナーよりレブは7500rpmと言われてましたが、このエンジンはグラフから見ても判るように6800rpm以降はエンジン性能的に高回転が廻らないエンジンなので、通常
弊社ではこのエンジンでは6800rpmのレブ設定が一般的です。
カムを変えたりバルブSPを変えれば少し変わるのでしょうが、ノーマルエンジンでは6800付近から少し嫌な音がするので、やめておくのが無難です。
したに今回のセッティング条件は
外気温32.7℃ 気圧1008.03mbar 湿度73.6%
と条件的には悪かったですが結果でて一安心
本日はお客様のRX-7のセッティングを代表がしておりました。
弊社では、お客様に安心してお車をまかせて頂くために、お預かりした作業などの工程や進捗などをLINEなどで報告しております。
どのような作業をしているかは中々見ることはできないお客様との大切なコミュニケーションツールとしてLINEやインスタ、X(旧ツイッター)などでお知らせする事も大事な作業の一つとして考えています。
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