平成14年式 SUBARUレガシィーワゴン 走行約8万キロ
お客様から、音が気になるとのことでお車をお預かりしました。
【症状】
お客様のお話しによると、小さなギャップを超えるとき足元の方から
『コト・コト』と音がするとのこと。
【症状確認・診断】
早速、試乗をしてみる
お客様が言われたような、少しの段差や、路面のギャップを超えると
確かに足元の低いところから『コト・コト』と音が聞こえる
エンジンルームから中に響いて聞こえている感じの音。
もっと言えば、ステアリングギヤボックス周辺からしているようにも思える。
しかし、ステアリングの操作などでは音はしない。
また、サスペンション関係の音とも違うような感じ。
サスペンション関係であれば、『ガタ・ガタ』や『ギシ・ギシ』などの音がするものである。
どこかのねじが緩んでいるのであれば、条件なく常に異音が発生するもの。
【現車確認・診断】
リフトアップし、各部のねじの緩みの点検、締め直し
ステアリングタイロッドのガタ、ハブのガタ、サスペンション周りのがたなどの点検を行う、
その中で、スタビライザーリンクのブーツが破けているのを発見。
スタビライザーリンクとは、スタビライザーと、ロアアームを連結する部品。
そういえば、僕の経験では初代ホンダフィットにもこの手の『コト・コト』音が出る車が多く
その場合、スタビリンクの交換をしたのを思い出す。
多少の違いはあれど、基本は造りの似たリンク。
ブーツの破れもあるので、とりあえず部品を注文する
と
思いのほかすぐに入庫、
この手の部品は、消耗品とは違うのですぐすぐ入らないことが多いのだけど
要するに、交換することの多い部品なのであろうと、想像する。
ということで、ますます音の原因はここではないかと思う。
【修理】
早速部品を交換




部品を交換後、改めて試乗を
気になっていた『コト・コト』音は消えました。
無事納車できることができました。
音の修理というのは、なかなか手ごわい修理です。
今回も、基本的に部品の損傷や、ネジの緩み、大きなガタもなかったし
スタビリンクも実際単体で手で触る限りでは、ガタなどもありませんでした。
そういうものがあれば、解決も簡単ですが
正直見た目やガタなどがないときは、時として消去法で怪しいと思われるところから
治していくしかありません。
今回のスタビライザーリンクはおそらく小さなガタがあるのかもしれません。
車の重量で大きな力の入力がある時に、『コト・コト』と音がするのだと思われます。
結果音も消えたわけですが、やはり異音の修理は難しいものです。
リニューアルしました! ▲オートブレイン広島HP▲