夏の涼味 天然テングサで寒天スイーツを作る | 武田良平のブログ

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 手作り寒天を作ろうと、梅雨のあいま、三浦半島の磯に、寒天の材料、天草


を拾いに出かけました。海水浴シーズン前の磯、まだ人影もまばらでした。



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 波打ち際には、アラメ、ホンダワラ、ヒジキなどの海藻類が沢山打ち上げられ


ています。そのなかに、暗紅紫色の天草が混じっています。



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 天草は、紅藻類の総称で、この写真のマクサ(テングサ属)が良質の寒天材


として利用されています。



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 拾い集めたマクサは、水洗いをし、ゴミを取り除いて、天日干しにします。乾


いたら水をかけ、数日間干すことにより、色が抜け、寒天の香りが漂います。



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 水に浸けて軟らかくした天草を鍋に入れ、浸るぐらい水を加え、弱火で40分


ぐらい茹でます。



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 寒天成分を含んだ茹で汁を、ネットでこしながら容器に移し、外気で冷まして


から冷蔵庫で冷やし、固めます。



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 冷やして固まった寒天は、お馴染のトコロ天や各種の涼味スイーツに利用で


きます。



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 寒天をカットしてガラス容器に入れ、スイカやメロンなどの、夏の果物を添え、


糖蜜をかけて賞味します。バニラアイスを加えてもよいでしょう。



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 街路樹や庭木として植えられているヤマモモが、梅雨の時期、実が熟します。


甘く熟したヤマモモを利用し、寒天ゼリーを作ります。



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 公園のヤマモモの木が、実をつけていたので採取し、冷凍しておいたのを使


い、ヤマモモ寒天ゼリーを作り、味わいました。作り方は、別容器に入れた天


草の茹で汁に、砂糖、種を除いてすりつぶしたヤマモモを加えてかき混ぜ、好


みで、ブランデーを少量加え、冷やし固めます。風味が増した大人の味になり


ます。 磯遊びの楽しみ方のひとつに加えてはいかがでしょう?



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