2022年6月10日(土曜日)

 

一人暮らしをしていた時の荷物の大半を捨て、

必要なもの(バイク)は実家に置かせてもらい、

いざ出発の日。

 

大阪難波から〜関空へは、直行のバスがあるんだけど、コロナの影響で、

乗っているのはたったの3人だけ。

そのうちの1人は、見送りに来てくれた彼女😊

2人で1番後ろの席に座った。

 

バスの中では、2人でair podsを繋いで、僕の好きな曲をずっと聴いてた。

この辺りから、本当に行くんだ。って実感が少しずつ湧いてきて、

余裕なふりをしてたけど、少し泣きそうだった。

 

空港に着いたら、全然人はいなくて、がらんとしてた。

キョロキョロしながら、ベンチに座って、

飲み物は、重量検査とかが終わってから買ってね。とか、体調大丈夫?。って彼女がずっと応援(心配?)してくれてた。

 

彼女はその日仕事だったから、

『私、そろそろ行くね。』

 

『まだ時間あるから、送るね。』

 

2人で何も喋らずに歩いて、駅までの渡り廊下まで来た時に、

『ここまでで大丈夫だよ。』

 

『うん。分かった。ありがとうね。』

 

ドラマみたいに、抱き合ったりする事はなくて、

改札に入っていく彼女に手を振りながら見送って、1人になった。

 

彼女の姿が見えなくなったら、一気に不安になってきて、ちょっとだけ泣いた。