現在、オーストラリア国内では、コロナの影響を受けてjobseeker またはjobkeeper という政府からの援助を受ける人が500万人います。
コロナで職を失った人はjob seeker 2週間で$1100貰えます
(↑1ヶ月で約16.5万円)
コロナの影響を受け、売り上げが前年比の30パーセント以下になる企業(経営者やそこで働く正社員)や個人事業主にはjobkeeperという援助があり、1人あたり2週間で$1500貰えます
(↑1ヶ月で約23万円ぐらい貰えます。)
昨日大統領から発表があり
これらの援助が今年3月から半年間の9月までとされていたのが、来年3月まで延長されました
しかしながら、金額は減額され
2020/9から2021/1までは
Job seeker は2週間で$800
(↑1ヶ月で約12万円)
Job keeperは2週間で$1200 週20時間以内の労働者は$750
(↑1ヶ月で約18万円)
2021/1-2021/3は
Job seekerは2週間で$500
(↑1ヶ月で約7.5万円)
Job keeperは2週間で$1000 週20時間以内の労働者は$650
(↑1ヶ月で約15万円)
となりますが、jobkeeperにおいては、パートタイマーやカジュアル社員と言った今まで対象外だった従業員も援助を受けれることになりました
また、jobkeeper を受給できる査定も厳しくなるそうです。現在は、ななななんと自己申告のみです。
よって、私のような個人経営者は、ATOと呼ばれるタックスオフィスの個人アカウントから申告をし、前年比売り上げよりも3割以下になりました→yesのボタンを押せば、それでjob keeperの援助が受けれるのです。それを証明する資料の提出などはありません
日本でも10万円の一時給付金や休業要請一時金がありましたが、それに比べれば、国の補助は遥かに厚いですね。
ただ、国の方針で大打撃を受ける観光業などは、
この補助だけは足りず倒産を免れない企業が多発してます。
まだまだ州境を閉じているオーストラリアですから、国境封鎖を解除するには時間がかかりそうです。2021年半までオーストラリア人の海外渡航が禁止されてます。
観光客がこの国に戻れるようになるのはいつになるのでしょう。