

ビザ必須
日本人が 日本からオーストラリアに入国するには、ビザの取得が必須です。
短期間の 観光ビザから、永住権のビザまで、目的・期間によって 取得すべきビザにが異なります。
今回は、オーストラリアで永住するためのビザを紹介

① skilled independent visa
職種・職歴・学歴などのスキルを利用して、取得できる永住権のビザです

例えば 診療放射線技師の場合、Medical diagnostic radiographerが職種名となります
そして、各職種、指定の認定機関で 自分の学歴・資格がオーストラリアが求めている基準に達するのか、評価してもらう必要があります。
基準に達する場合は、その機関が認定書を発行してくれるので、この認定証をビザ申請時に 提出する必要があります。
放射線技師の場合、Australian Society of Medical Imaging and Radiation Therapy(日本でいう 日本放射線技師学会みたいなもの)が、認定機関になります
残念ながら、日本の放射線技師免許は、オーストラリアの放射線技師の基準に達しません



したがって、日本の放射線技師が 放射線技師としてオーストラリアのビザを申請する場合は、改めて オーストラリアの大学で学び、学位を取得する必要があります





そして、改めて 認定機関に評価してもらう必要があります。
イギリスやニュージーランドの技師さんは、各々の国での免許が オーストラリアでも通用するので、羨ましいかぎりです、、、
また このビザは、45歳以下であることが必要で、年齢・学歴・職歴・勤務地をポイント化し、一定のポイントに達する場合のみ、ビザの申請が可能です

こちらのページで、何ポイント取得可能か 計算できます
ビザの申請の流れは、
1.Express of Interest
このビザの申請意思を、移民局に提出します。意思申請するには、65ポイント以上 取得している事が条件です
2.Invitation
移民局より、ビザ申請の招待を受けます。招待された後に、初めて ビザの申請が可能となります
3.provide evidence
求められる証明書・認定書・健康診断結果などを提出。
後は、ビザの発行を待つのみ!
因みに、65ポイントあると Express of Interestを提出できますが、実際には 75ポイント以上ないと Invitationを受ける事ができませんので 要注意





もちろん、Invitationが無いと、ビザの申請はできません

(追記 2019年7月の時点で、Invitationを受けるのに必要なポイントが80ポイントとなりました。必要なポイントは 随時変化しますので、こまめなチェックが必要です
詳細は
で確認できます)
② Skilled Nominated Visa
①のSkilled independent Visaと非常に似ており、学歴・職種・職歴・年齢などによるポイントテスト性
①との違いは、オーストラリアの州・地区が スポンサーになってくれる点です



例えば、クイーンズランド州に滞在し 働く事を見返りに、クイーンズランド州が ビザが必要な人と 認定してくれます。
この場合、①のSkilled independent Visaより 少ないポイントでも、永住権のビザが申請できます。
、、、と言っても、5ポイントしか違いませんが、、、
また、常に 州・地区が ビザが必要な人を募集しているわけではありませんので注意

クイーンズランド州の場合、2019年6月末まで、受付を停止していました
企業・会社がスポンサーになるのことで、永住権を取得

ただし、スポンサーのもとで、ビザ取得後 最低2年間勤務しなければなりません



この場合も、Australian Skilled Occupation List (SOL)に 掲載されている職種であることが必要です

また、日本・オーストラリア問わず、同職での 2年間の職歴が必要です

Regional Sponsored Migration Scheme visaには、より多くの職種が登録されています。
ただし、居住地・職場は、指定されているエリアでないといけません
また、ビザが出るまでの待機時間は、Regional Sponsored Migration Scheme visaは Employer Nomination Scheme visaの約2倍の期間(2年)かかります
①②のビザに比べれば、とてもハードルの低いビザです

もちろん、スポンサーになってくれる企業を見つけないといけませんが、、、



また 近年、スポンサーは 1.オーストラリア人を雇えない事を証明しないといけない、2.$3000〜5000負担しなければならないなど、スポンサー側のハードルが上がっているため、スポンサーになってくれる企業を見つけるのが難しくなってきています



④ Business Innovation and Investment
多額の資金があり、オーストラリアで$1.5million以上を 一体期間以上投資している場合、永住権の申請が可能です

⑤ Distinguished Talent visas
国際的に認められている実績がある場合に取得できます

スポーツ・芸術・研究など、、、一芸が すんごく成功していることが条件です

⑥ Refugee and humanitarian visa
難民として 永住権取得

日本人は 難しいですね

⑦ Partner visa
オーストラリアの永住権・市民権を持っている人と 結婚する・パートナーとなることで取得できるビザです

ちなみに、オーストラリアのパートナービザは、世界で一番高額



そして、ビザの発行までの待機期間が 長い





しかーし、職種・年齢・スキルなど関係なく、愛があれば申請できます












てなわけで、一般的に、④⑤⑥は、あまり現実的ではないですね



もし、学歴・職種があるならば、ビザが出るまでの待ち時間が少ない ①②がベスト



良い企業にすでに就職しているのならば、③が 一番簡単

学歴・職歴がない場合、スポンサーがない場合、⑦しか 永住権取得方法なし

、、、、ってわけです