昨年、Central Rain (セントラル・レイン)というバンドがCDデビューした。レーベルは、Scott Thurling (スコット・サーリング)氏が運営する Popboomerang (ポップブーメラン)
CD の一曲目は、Shadow On The Water (シャドウ・オン・ザ・ウォーター)という曲で、プロモビデオもある。(ここをクリック)
今日書くこの記事は、昨年10月に行われた、このCD発売記念ライヴについてである。

セントラル・レインを率いるのは、You Am I (ユー・アム・アイ)のDavey Lane (デイヴィー・レイン)のサイドプロジェクトのThe Pictures (ザ・ピクチャーズ)でベーシストとして活躍していたLuke Thomas (ルーク・トーマス)で、セントラル・レインではボーカル兼リードギターだ。ちなみに、私が好きなピクチャーズの曲は「Can You Hear It (キャン・ユー・ヒア・イット)」。(ここをクリック


ルークは現在三十代半ば、1990年代に十代を過ごしたということで、Blur (ブラー)やOasis (オアシス)を中心としたBritpop (ブリットポップ)、そしてそのブリットポップに影響を与えたThe Beatles (ザ・ビートルズ)など1960年代のバンドが彼の音楽的バックグラウンドになっている。アメリカのThe Beach Boys (ザ・ビーチボーイズ)もお気に入りらしい。ライヴでも、そういったアーティストの曲をカバーすることがある。

前座が二組あり、その後いよいよセントラル・レインの登場だ。一発目は、ユーチューブにも上がっている「Cold Turkey On Christmas Day (コールド・ターキー・オン・クリスマス・デイ)」(ここをクリック)。

おもしろいと思ったのは、2曲ぐらいチェロが使われていたこと。リズムギターのMal (マル)が、ギターをチェロに持ち変えて演奏していた。


ピクチャーズではリードギターはデイヴィー・レインに任せて、自分はベースを弾いていたルークであるが、リードギターを弾く姿もキマッていた。 (注:この写真は、他の日に撮ったもの)


終演後、ルークのところに行って少し話をした。「さっきCD買ったよ!」と伝えると、「買ったの?xxにだったらタダであげたのに。」と言ってくれた。そうか、じゃあ、次回作はタダで貰うことにしよう!

そのルークだが、来月中旬から下旬にかけて来日し、十日間ほど滞在するとのことだ。恋人と息子を連れての観光旅行だという。日本という美しい国と美味しい和食を存分に楽しんでほしいものだ。

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