2012-2014年シーズンのカナダカナダイエローナイフでのオーロラガイドでの経験とその時に出会ったオーロラたち。

 

極寒の地、北極圏ではギリギリないけれど内陸に位置していて長い寒い冬の場所。

12月は-35℃になったりと未知の寒さ。それに風が強く吹いたらどうなることやら…

あえて言葉で表すなら

まつ毛、鼻毛などの毛が凍る泣き笑い

メガネをしている人は横の金属部分に注意キメてる

ドアノブなどを触る時には手が濡れていると皮膚がくっつく可能性ありびっくりマーク

頬など、凍傷に注意赤ちゃんぴえん

???

不思議がいっぱいの生活の始まりでした。

もちろん、ここで生活している住民たちも子どももいるし

先住民イヌイットの方々も生活しています。

どれだけ過酷な中、生活をしているいやら…ここを開拓していた時代はどんななったのだろう?と想像が追いつかないほど。

 

そんな中でのオーロラガイドは

まず安全確保、そしてオーロラが出現したらお客様へお伝えする。

写真撮影のヘルプ、テントの中でのスープの提供やテントの中でのサポート。

暖炉の管理など…

それ以外にはオーロラ出現前には『極寒実験』なども行っていた。

例えば、バナナバナナで釘は打てるのか?

ラーメンは凍るのか?カップラーメン

濡れたタオルを振り回したらどうなるのか...?などなど。

※写真を撮影するときのカメラマンは専門の方がいる。

 

そんな感じで夜はオーロラガイドをして

昼間はレンタル防寒具の清掃と次のレンタルの準備

市内観光のガイドなんかも行っていた。

一日に多い時には500名くらいのお客様がオーロラ鑑賞に参加されるので

返却される防寒具と、予めセットする防寒具の莫大な量といったら…

寒い中、大量の防寒具を持ってホテル内を駆け巡るダッシュ

 

毎日が時間との勝負で、今となってはあれもこれもいい思い出です。

 

オーロラのガイドをしながら私自身もオーロラを楽しみ、

休みの日にも必ずオーロラを見に行って写真撮影をすることが日常でした。

 

幼い時から写真を撮影することは好きだったけど、この時から夜の星空撮影、星の神話や、星座にも興味が出てきました。

今まで興味をもったことのない分野でも場所や環境が変わると

自分から『やってみたい』という気持ちになるんだ、

人にとって環境を変えることは知識を信じられないほど増やしてくれるものなんだということを

初めての海外で深く感じました。そして、その知識や経験が私たちの人生をさらに豊かに彩ってくれることにも気付かされましたピンクハート

 

この年はオーロラの元である太陽活動がいいとして、『オーロラって毎日見れるんだ』と錯覚を起こしそうになるくらいいいオーロラのシーズンでした。

オーロラだけでなく、私はガイドという仕事がどれほど魅力ある仕事かということにもこの時から興味を示し

カナダでのガイドが終わったあとは

アメリカを横断したりカナダ中を旅行しながら

一旦日本に帰国しました。

 

そこから私が行動したことは....

オーストラリア🇦🇺でのワーキングホリデーを使ってガイドをしたい!

場所は【ウルル・カタジュタ国立公園】=エアーズロック

ここではアボリジニの歴史や世界文化・自然遺産の中でのガイドをしたかった。

もちろん計画的に入国して、無事に仕事をゲットびっくりマーク

ここでは人生で初めて『死ぬほど勉強する』ということを知りました。

ここで働くためには資格が必要で、その資格は大学の単位の取得.......不安

英語力がない状態でラッキーも重なり資格取得した!

そして任期を終え、

 

次に向かったのはニュージーランド🇳🇿【アオラキ・マウントクック国立公園】

ネイチャーガイド、そして星空ガイド。

南半球のオーロラを見たくてここにやってきました!

ここでもトレッキングガイドという新たなガイドの学びやプロフェッショナルなガイドの先輩たちに刺激をたくさん受けて

ガイドとしてのあり方やツアー構成など多くのことを学びました。

そして南島でのネイチャーガイドのあとは北島にも移動してオークランド周辺でガイドをしたり先住民マオリ族の文化の勉強やボランティアにも参加しました。

 

そして最後のワーキングホリデーを使って向かった先は

ノルウェー🇳🇴【トロムソ】という街でのオーロラガイド。

最後のワーキングホリデーは再度オーロラガイドをするためにこの国を選び場所を選びました。

日本語ガイドを希望していたけれど、日本人があまり来ないことを目の当たりにする。

面接をしてくれたボスに『どうしてここにきたの?』と何度も聞かれたし

仕事が決まってからアジア人を雇うこと自体が初めてということを知りました。

そんな感じで決まった仕事は【英語のオーロラガイド】

またまた私のチャレンジが始まります。

 

4カ国、ワーキングホリデーに行く人も珍しいかもしれませんが、

全ての国でガイドをしたくてその目標に向かってワーキングホリデーという制度を活用しまくった一人かもしれません笑

 

またまたオーロラとの関わりを持つことができた私。

たくさんのガイド経験を経てこれからやっていくガイド。

どんな景色を北極圏🇳🇴トロムソでみてオーロラを感じたのかを次回紹介!

そしてカナダの生活やアメリカ横断、そのほかのガイドのお話はまた別の機会で紹介したいと思いますおねがい

 

今日もお付き合いありがとうございました!