春まではフルタイムで働いて平日朝夕と土日しか子供と過ごすことはなく、

限られた時間だからこそ子供にやさしくできていた部分とか

自分の子どもへの関りは保育園の先生やお友達との関りで薄まってくれているように感じていたり、

そもそも接し方を振り返るような余裕もなかったので、

「どういう風に接したらいいか」を今ほど悩んではいなかったように思います。

勿論人並みには「もっと〇〇してあげあたいのに」とか「××してしまった」とか思うことは多々あったわけですが。

 

渡航して、子どもと一緒に過ごす時間が10倍くらいになって、

そしてスクールホリデーでさらにずっと一緒に過ごすようになって、

子どもの中での私のウェイトが格段に増えているわけです。

 

これはまずい、私のかかわりのせいで子どもたちの健やかな心身の成長を妨げるようなことがあってはならない

と不安と焦りがどんどん膨らんできていました。

 

長男はこちらの生活に適応しようと頑張っているものの、

ストレス反応のようでやたらと手を口元に持って行ったり、爪噛みをするようになったりしていて、

何とかいい方向に子どもたちを支えていかなければ、と悩んでいました。

 

そんな中での一冊

以下、学びメモ

***

こどもたちの困った行動には、かならず原因と理由がある

「本当は何をしようとしていたのか」という文脈をくみ取る

安定した愛着は、私たち人間が幸せに生きていくための大きな心の基盤

行動か、認知か、感情か

3つの心の働きのうち、どれが問題になっているのか

 行動⇒ASD

 認知⇒ADHD(多動性、衝動性)

 感情⇒愛着形成の問題

 

安心基地(一緒にいると心地がいいという安心感)、安全基地(この人が必ず守ってくれる/守られているという信頼感)、探索基地

(旅立っても、戻ってきてまた旅立てるという確信感)

自分の存在を肯定し他社からの愛情を素直に受け取れるようになっていく

ポジティブな感情は増幅、ネガティブな感情は軽減

 

愛着の絆を結ぶことは、誰にでも、いつからはじめても、可能

「最初はひとりと、つぎからは順にいろいろな人と結んでいく」

 

こどもがあなたのかかわりをどう受け止めているか

かかわる時間の長さではなく、かかわりの”質”

 

愛着の問題は関係性の問題

 

大人側がこどものの気持ちを受けとめ、こどもからのサインを察知しようと意識する

 

多動:いつでもどこでも⇒ADHD 居場所感⇒ASD 感情によってムラ⇒愛着の問題

友達とのトラブル:すぐに謝れる⇒ADHD 背景が理解できない⇒ASD 罪悪感が分からない(素直に謝れない)⇒愛着の問題

片付けが苦手:一連の行動を完遂できない⇒ADHD 捉え方⇒ASD 片付け意欲がない⇒愛着の問題

反応:間違いを伝えれば認める⇒ADHD 自分の理屈で反論⇒ASD 自己防衛⇒愛着の問題

困った行動を無視:困った行動が減る⇒ADHD 捉え方で多様な反応⇒ASD アピール行動が増える⇒愛着の問題

 

愛着の問題:①脱抑制 ②抑制 ③ASD併存~1)パニックになって攻撃的、2)固まってシャットアウト

 

困った行動を増やしてしまう接し方

①厳しくしかる⇒叱られても学べない …なぜ叱ってしまうのか自分の感情にフォーカス、現場の文脈と子供の気持ちの把握に努め

②しからない⇒困った行動がエスカレート …起こってしまったら後で必ずフォロー、大人から気持ちを切り替える

③ただ褒める⇒ほめてほしい欲求が増大 …感情に結び付けながら具体的にほめる(何をほめている、どんな気持ちが素敵だった)

④理由や気持ちを訪ねる⇒「私はあなたのことがわからない」というメッセージで嫌な気持ちが増幅 …安心できる心地よい「何か」を提案して注意をそらし、ネガティブな気持ちをしぼませる、本人に理由を尋ねない

⑤こどの話を聞く⇒嫌な気持ちが膨らむ …大人が言語化して共感とともに伝え、気持ちの交通整理をする

⑥困った行動を無視する⇒自己肯定感の低下 

⑦いろいろな大人がそれぞれにかかわる⇒愛情のつまみ食い …一貫したかかわりで順番に関係を築く

 

こどもが愛情を受け取れれば、困った行動は必ず減る

”愛情がちゃんとこどもに伝わっているか” こどもが見ているチャンネルでこどものタイミングを見計らって発信する

1:1でポジティブな感情に慣れる行動に誘い、同じことを一緒にする~感情を言い当てる(こどもに気持ちを問うてはいけない)

情報収集して先取りする(報告を受ける前に知っていることを伝える)

困った行動や失敗には『大丈夫』とフォロー

参照視に丁寧に答える『最後の1%でキーパーソンに確認して背中を押してもらいたい』

こどものタイミングでの報告を待ち、報告には『わかるよ、その気持ち!』と共感で答える

こどもの気持ちを言い当てる~「あなたが大切」は最後に伝える

「自分と違うな」と思っても、子どもには伝えない

キーパーソンで始まり、キーパーソンで終われば、途中は他の人に任せていい

意識の中で役割を切り分けて、こどもと接する

煮詰まったら、違うことをして自分自身のケアをする、自分がポジティブになれることに取り組む・お気に入りの場所で充電する

自分の好きなことにこどもを巻き込む

近い未来をポジティブに思い描く

取り巻く環境を変える ⇒モノや場所との関係性が変わり、こころの余裕が生まれる

 

①こどもの困った行動の原因をさぐる

②自分の関りとこどもの行動との関係性を考える

③かかわり方を一つ変えてみる(ほかのことに誘って気をそらす)

 

その場で全部何とかしよう、と思う必要はない