白髪を生かすグレイヘアへ (前編)
以前、「白髪を染めることを辞める女性達」という記事を目にし、その考え方に「なるほどなぁ」と、何気なく心に留めていたのですが、今日メディアでも大きく取り上げられるまでになりましたよね。毎日、「白髪を染める」仕事をしている美容師としてその「逆」に対して感じた事は、これはただ辞めるという行為だけではなく、〜でなければならない。という固定概念や、今までの常識からの解放の始まりなのではないかと思いました。まだまだ多くの方は、白髪に対してマイナスの思いがあります。だから(気になるところを隠すように)染める。けれど、それはそれでひとつの考えであり、年齢やパーソナルカラーの面でも、染めた方がお似合いになる方も多いのも事実。なので、必ずしも「染める事をやめましょう!」と推奨するわけではないですが、ただこの動きの注目すべきところは、「自分らしい在り方、今までの常識とされてきた事に囚われない考え方」が、時代とともに変化してきている事、特に、昭和20年代〜30年代「〜でなければならない時代」を生きてきて来られた方の、心の解放なのではないのかなと。それと、「自分のやりたい事を思うように自由にやる!」若い世代。カラーリングの細かい色味にまでこだわり、ブリーチをして明るくしたり、グレージュ、アッシュグレイ等のハイトーンカラーが流行している事との双方からの化学反応が起きたのではないかな。と個人的に勝手に思います(笑)若い世代からの考え方によっては、何色にも変化する「白髪」こそ最強にお洒落に見えたりしますから。さてこの、美容界に新たな時代をもたらしそうな「脱!白髪染め」お洒落に敏感な都会だけのお話しだろうと思っていたのですが、(姫路にこのブームが来るのは再来年くらいだろうと)ご来店下さっているお客様の中にも、もう既に流行語にも上がった「グレイヘア」へ移行され始めた方がポツポツと増えてきています。その理由は、流行りだから。だけではなく、兼ねてからカラーリングによる肌負けや、アレルギーが昔に比べてはるかに増えてきていますので、今までリスクを感じながらも続けてきたのであれば、染める事を辞めることで、「安心」がうまれますし、毎月染めることからも、心が解放されますよね。※ でも美容院に行かなくなってずぼらになるのとは違いますよ!染めることを辞める事も、続ける事も、どう見られようと、自分らしく居れるのであれば、選択は自由だと思います。カフェでお茶をしているとき、完全に白と黒半々くらいのグレイヘアで、肩までのボブの女性をお見かけしました。おもわずガン見しました(笑)メイクもナチュラルで、でも表情は生き生き穏やかで、自分らしくを選択したであろう50代かな?と思う女性。素敵でした。これから新しい年号になり、色んな事がきっと、凄いスピードで新しく変わっていきますし、昔からの色んなしがらみや固定概念から自分を解放し、自分らしく羽ばたき、生き生きとした時代へ変わってゆける様に、染める、染めない。今はこんな小さな事かもしれませんが、時代を現すひとつになるかもしれないですね。ふぅ。久しぶりに真面目なコラム書きました(笑)只今キャンペーンしていますよ!お待ちしています タカハラ後編は、「グレイヘアへ変えて行くまでのプロセスについて」です