写真で作るストーリー | 不登校・ひきこもり 京都・亀岡 認定フリースクール アウラ学びの森 知誠館

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全国初の認定フリースクール。そこで繰り広げられる様々なエピソードや気づきの数々を、アウラの森の住人である私たちがお伝えします。
みなさんが探しておられる、不登校やひきこもりの解決につながるヒントが見つかるかも…。

2016年度第1回目の、思考のワークショップが行われました。




思考のワークショップとは、知誠館で毎週金曜日に行われるエクステンションプログラム。

この日は知誠館の卒業生と、知誠館スタッフが参加し、10枚の写真でストーリーを作ってみよう、というワークショップを行いました。





我々の手元に配られた、10枚の写真。




この写真を使って、大きなクラフト紙に好きなようにレイアウトし、好きなように言葉をつけ、ストーリーを作ってゆきます。





決まりごとは、以下の3つだけ。


①写真は必ず6枚以上使うこと。

②右側上から3番目の、子どもたちの写真は必ず入れること。

③ストーリーにタイトルをつけること。


以上3点さえ守れば、何をどうやってもOK。


みんな広いスペースに移動し、思い思いの場所で頭をひねりながら、与えられた1時間で、必死に考えます。






出来上がった作品の一部が、こちら。








みんなでそれぞれの作品を見て、感想を言い合い、ふりかえりを行います。

「みんな『時』とか時間の経過が表されてる!」

「それぞれ違った形で『再生』がテーマになってるね」

「それは写真を撮った写真家が伝えたかったテーマが反映されているのでは?」

「『編集』の存在って大きいなぁ」

「タイトルつけるの難しい...」

「塾長は『学び』をテーマにしてたり、そのひとが普段考えてることがものすごく出てる!」


...などなど。


桜井先生から写真を10枚手渡され、「はい、ストーリーを作ってみましょう」と言われたときには途方に暮れてしまった私...。

椅子に座って悶々と考えているときは、ストーリーの糸口すらなかなか思い浮かばなかったのですが、広いスペースに移動してクラフト紙を前に写真をあれこれ置いてみたり、椅子の上に立って上からぼーっと眺めてみたり...を繰り返していると、不思議と「あ、こんな感じにしようか」と思ってきたのでした。



クラフト紙に貼る、という動作の装置を組み込む桜井先生さすが...とムキキとなりました。


そのあと桜井先生からいろいろな種明かし(なぜ子どもの写真を入れるように言ったか、など)も伺い、余計にムキキと唸った田中でした。





これから1年間、どんなことができるのか、楽しみでもありドキドキでもあり...です。