普段とは違う役割 | 不登校・ひきこもり 京都・亀岡 認定フリースクール アウラ学びの森 知誠館

不登校・ひきこもり 京都・亀岡 認定フリースクール アウラ学びの森 知誠館

全国初の認定フリースクール。そこで繰り広げられる様々なエピソードや気づきの数々を、アウラの森の住人である私たちがお伝えします。
みなさんが探しておられる、不登校やひきこもりの解決につながるヒントが見つかるかも…。

小学生の「読書表現」の時間がやってきました。




先週に引き続き、小学生が体験学習に行っているので、大人3人に高校生1人に小学生2人という
大人優勢シフト
で授業が展開されました。




子どもたちの理解度の足並みをそろえるために、前回の確認などに時間を使いました。




ですので、物語的には前回から進展はありません。




ですが、今回は授業に参加しながら高校生を観察していて、とても面白いことを発見しました。




彼女は、知誠館(フリースクール)のほうに通っている生徒です。
ブログでも紹介している「思考」のためのワークショップに参加しており、絵画や物語を深く味わうことが楽しいと思ったということなので、この「読書表現」にも誘ってみました。




普段、「思考」のためのワークショップでは、自分の意見をどんどん発言していくタイプなのですが…
この「読書表現」では、先生の意図を察知しながら、小学生の意見を引き出そうとしています。


メンターのポジション 


でもこの「意見を引き出す」っていうのがすごい難しいんですよね~…




小学生は感性が鋭く、柔軟な思考を持っていますが、まだ言葉にして表現するのは苦手です。




その言葉にならないイメージを、こちら側が誘導することなく、そのまま引き出す。
全然言葉にできないまま物語を読み進めても意味がありませんし
こちら側が教える形で誘導しても何も面白くありません




このバランスが難しいなぁ~と毎回思うわけです。




彼女もそんなことを思いながら、小学生に接していたのかもしれません。




「生徒」という役割から
「メンター」という役割へ





彼女にとって、非常に良い経験になっているのではないでしょうか。
また観察してみよーっと。
かくいう私もここでは「メンター」なので、彼女から何か学びとりたいです。



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