ななめ向かいの家に、今では立派な大人になった子供たちが、その子供たちを連れてきている、
毎年、大晦日の恒例行事で、家族全員が実家に集まる。
でも、今年はそれを見て泣けてきた。
MJが発狂していなかったら、出ていっしょに花火をあげたかったな。
1番下のマカナは小さい時から知っている。
目がクリクリして、かわいい男の子だった。
夫が庭掃除をするのを良く手伝ってくれた。
もちろん、お小遣い目当てだ。
友達をうちに連れてきて、
「アンティ、バンドエイドある?こいつ怪我したんだ」
と言ってきたときもあったな。
今は髭も生やし、お腹もぽっかり出てるけど。
1ヶ月ほど前、マカナが、1人住まいのお父さんに電話しても返事がないからと実家を訪ねたらしい。
家の中にお父さんの姿はなかった。
庭に出るとお父さんが倒れていた。
日にちがたっていたらしい。。。
近所の誰も気づかなかった。
そちら側は犬が多いので、MJが行きたがらないので、散歩にもいかない。
ひとりぼっちで。。。
助けを求めていらしたのかな。
倒れて、すぐに天国に行かれたのならよいけど。
お父さんがいなくなっても年末の恒例行事は開催された。
きっと、お父さんのことを思ってね。
例年よりは大人しめだけど、もうすぐ、除夜の鐘。
爆音がたてつづけてにつづきます。
MJがくる前は屋根に登って、360度に上がる花火を楽しんだものです。
*写真はイメージです。お借りしました。