発酵怖がり過ぎてませんか?①


腐る食べ物と腐らない食べ物

少し考えてみてください。

りんごは腐ります。

野菜も腐ります。

魚も肉も腐ります。

発酵食品も時間が経てば変化します。

つまり生きている食品です。

一方で、

何か月も

何年も

ほとんど見た目が変わらない食品があります。

もちろん保存技術の進歩は素晴らしいものです。

添加物にも大切な役割があります。

しかし、

「腐らない=安全」

「腐る=危険」

という単純な話ではありません。

自然な食品は変化します。

だからこそ私たちは五感を使い、

状態を見極める知恵を持ってきました。

安全と不安は違う

今の時代は情報があふれています。

危険性を伝える情報は注目を集めやすいため、どうしても強い言葉になりがちです。

しかし本当に必要なのは、

過度に怖がることではなく、

正しく知ること。

発酵食品を盲信する必要もありません。

反対に、何でも危険だと決めつける必要もありません。

日本人が長い歴史の中で育んできた発酵文化には、多くの知恵があります。

その知恵を学びながら、現代の衛生管理も取り入れていく。

それが発酵と上手に付き合う方法ではないでしょうか。


発酵は危険なものではありません。

かといって万能でもありません。

大切なのは極端にならないことです。

「怖いからやめる」

でもなく、

「絶対安全だから大丈夫」

でもなく、

正しい知識を持って発酵を楽しむこと。

日本人が受け継いできた発酵文化を、必要以上の不安で遠ざけてしまうのはもったいないと私は思います。

腐るものは、生きています。

変化するものは、自然です。

その自然の力を上手に活かしてきたのが、日本の発酵文化なのです。

 






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最近、SNSや動画などで発酵食品について様々な情報を目にします。

「pH値が基準以下だから危険」

「ボツリヌス菌が発生する可能性がある」

「ヨーグルトメーカーで作った麹調味料は危ない」

そんな発信を見ていると、

「じゃあ何も作れないじゃないか」

と思うことがあります。

もちろん食品衛生は大切です。

ですが、必要以上に恐怖を煽る情報には少し立ち止まって考えてみる必要があるのではないでしょうか。

日本は発酵の国

私たち日本人の食文化は、発酵なしには語れません。

味噌

醤油

日本酒

みりん

納豆

漬物

塩麹

甘酒

何百年、何千年という時間をかけて先人たちが知恵を積み重ねてきました。

冷蔵庫も温度管理機器もない時代です。

それでも人々は微生物の力を借りながら、安全に食品を保存し、栄養価を高め、美味しさを引き出してきました。

発酵は日本人の暮らしそのものだったのです。

pH値だけでは語れない

発酵食品に対して

「pHが〇〇以下だから危険」

という話を見かけます。

確かにpHは食品の安全性を考える上で重要な指標です。

しかし実際の食品の安全性は、

  • 塩分濃度
  • 糖度
  • 水分活性
  • 温度
  • 保存期間
  • 微生物バランス

など、様々な要素が関わっています。

数字だけを切り取って

「危険です」

と断定するのは少々乱暴な話です。

発酵とはそもそも微生物の働きを利用した複雑な現象だからです。

ボツリヌス菌だけを怖がる風潮

ボツリヌス菌という言葉を聞くと、多くの人が不安になります。

確かに食中毒を起こす危険な菌です。

だからこそ正しい知識が必要です。

危険性を理解することと、

何でもかんでも「危ない」と決めつけることは違います。

食品衛生の基本を守り、

清潔な環境で作り、

適切に保存し、

異臭や異常があれば食べない。

こうした当たり前の管理が重要です。

不安だけを煽られても、本質的な安全にはつながりません。

ヨーグルトメーカーは本当に悪者なのか

最近では

「ヨーグルトメーカーで作った麹調味料は危険」

という意見も見かけます。

しかしヨーグルトメーカーは本来、

温度を一定に保つための機器です。

昔の発酵はどうだったでしょうか。

麹室(こうじむろ)や保温環境を利用して温度を維持しながら発酵を進めていました。

つまり現代のヨーグルトメーカーは、その環境を家庭で再現するための道具とも言えます。

もちろん機器の衛生管理は必要です。

しかし、

「ヨーグルトメーカーだから危険」

という単純な話ではありません。

重要なのは使い方です。

 





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「スマホでポチポチ、e-Taxで送信完了!」

「無料で使えるソフトだから安心!」

「受理されたから、私の帳簿は花丸合格!」

……もしそう思っているなら、ちょっと待ってください。

今の時代、複式簿記の「ふ」の字も知らないまま、ソフトの誘導通りに進めれば、誰でも申告書は作れてしまいます。

でも、それ。

「正しい申告」ではなく、ただ「データが届いた」だけです。



■ 国税庁の「罠」に気づいていますか?

国税庁がスマホ申告を推し、マイナンバーで紐付けを急ぐ理由。

それは「みんなが正しく書けるように」ではありません。

「とりあえず情報を全部集めて、泳がせておくため」です。

ソフトが勝手に作った「あり得ない仕訳」。

とりあえず放り込んだ「謎の事業主貸」。

左右のバランス(貸借)さえ合えば、e-Taxは「受理」しちゃいます。

エラーが出ないからって、それが「正解」だとは限りません。

■ 恐怖の「忘れた頃にやってくる」

税務署は、あなたの申告が「おかしい」と思っても、すぐには連絡してきません。

彼らが動くのは、**あなたの記憶がちょうど途切れた「3年〜5年後」**です。

• 「この数年前の『事業主貸』の巨額な数字、中身は何ですか?」

• 「この仕訳、理屈が通りませんが説明してください」

その時、あなたは「ソフトが勝手にやったので分かりません」と言えますか?

ソフトはあなたの代わりに責任を取ってはくれません。

■ 「便利」と「無知」はセットで危険

ソフトは計算は得意ですが、あなたの商売の中身までは知りません。

意味もわからず「完了ボタン」を押すのは、

中身も見ずに「爆弾」を税務署に送りつけているようなもの。

• 複式簿記は、ただのルールじゃない。自分の身を守る「盾」です。

• 総勘定元帳は、ただの記録じゃない。数年後の自分への「証言台」です。

「受理された=合格」という勘違いはやめましょう。

スマホで手軽にできる今だからこそ、一回立ち止まって「自分の帳簿の数字」が何を意味しているか、ちゃんと自分の言葉で説明できますか?

数年後の自分に、泣きつかれないために。


 






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