先日、お庭の作業をしながら、ふと足元に目を落とすと、今まで見たこともない白くて丸いものが、顔を出していました。

 

何だろう。って、思わず手を止めて、そっと触れてみます。花でもなさそうだし、何かの卵でもない。不思議な感じで、その白さとまん丸い形に思わず見とれてしまった私。生まれて初めてと言っても、おそらく毎年この時期には、ここで芽を出して成長している何かの植物なんでしょう。私が気が付かなかっただけで。

 

こうして世の中には、まだまだ知らないことが多くあり、しかもそれは身近で起こっている事で、特別なところに特別なものを探しに行かなくても、驚くような素晴らしい発見・体験は実は身近な日々の日常の中で起こっているという事を改めて感じさせられた今日の貴重な体験。

 

そう思うと、私たちは日々、忙しい忙しいと、目の前に起こしてくださっている素晴らしい日常に目も止めずに、大自然があらわす不思議な世界、ワンダーランドにいて、それを満喫できていないもったいなさを心底感じさせられます。こうして毎日大切な何かを見落として生きているんだと、改めて、人生を豊かにするため、幸せになるためと、一番身近にある豊かさや幸せに気づかないまま、いかに無駄な人生を過ごしてきたのだろう。またこれからも過ごしていくのだろう。と何か、非常にもったいない気がしてならなかった自分。

 

山の草木に詳しい友人に伺うとすぐに、それは、͡コガネキヌカラカサタケ(黄金絹唐傘茸)といって、幸運のキノコと呼ばれているそう。理由は「腐葉土に紛れた菌から発生する」「寿命が短い」からだとのことでした。コガネキヌカラカサタケは熱帯性で、本州では自生してなく熱帯地方から持ち込まれた腐葉土に混ざった菌から発生し、どの土からも発生するわけではなく、たまたま入った菌から発生することで、どの土からも生えるわけではなく、生えてこない方が多いということ。また、すぐに枯れてしまうので見つけるのが困難だということ、特に観葉植物を育てている鉢植えに発生することが多く、キノコが生えることはまれであるので、珍しいという意味で見つけたら幸運だと言われているようです。調べれば調べる程、特別な何かに出逢えたようで、とっても嬉しくなりました。

 

私たちは気が付かないだけで、どこよりも手の込んだ素晴らしい奇跡の世界、ワンダーランドに住んでいることを忘れてしまっています。みんな少し手を休め、心を開放して、普段気が付かない大自然からのサプライズに目を向けてみてはどうでしょうか?毎日がとても目新しい喜び溢れる素敵な世界に代わる事は間違いでしょう!