34歳 術後出会った人と結婚 子宮体ガン 治療記録

34歳 術後出会った人と結婚 子宮体ガン 治療記録

子宮体ガンの治療記録です。ホルモン治療⇒卵巣・子宮全摘出後に出会った彼とガン告知日のちょうど一年後になる10月1日に入籍しました。子宮全摘手術を受けた女性の参考になればと自身の性生活についても書いています。
※2021年1月記事のほとんどを非公開にいたしました。

生理はずっと順調に来ていたのに、30歳になったころから不正出血あり。

はじめは気にならないくらい少量だったのが徐々に回数も量も増え、クリニックに行ったときは時すでに遅し。

子宮内膜増殖症と子宮頚管ポリープあり。。。さらにはガン細胞まで。。。

30代前半でまさかの子宮体ガン告知。

ホルモン治療からスタートするもわずか2か月で断念。

卵巣・子宮全摘出手術を受けました。

当時の彼氏はガンがきっかけで去っていったのですが、社会復帰後お付き合いした人とトントン拍子に婚約し、ガン告知日である10月1日に結婚しました。

子どもの生めないガン患者になったけれど、「わたしは幸せだった」と言える人生にしようと日々過ごしています。

婦人系のガンや病気の女性の参考になればと、アメンバー限定で性生活のことも書いています。

現在、抗がん剤はせずに経過観察中。

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かなりご無沙汰してます。
仕事は忙しいですが、再発なく、元気に過ごしています。
お腹のキズ、手術から6年近く経ち、もうまったく分かりません。
体調も良いです。

最近では、SLAM DUNKの映画にはまって何度も観に行ってます🤩
かれこれ4回目の観賞をもって、今年は年納め。

皆さん、良いお年を🎵


大変ご無沙汰しております。
お立ち寄りくださいましてありがとうございます。
結婚生活も三年目に突入し、元気に日々過ごしています。
同時に、先日術後三年目の検査でした。
CT検査と血液検査、触診がありましたが、すべて問題なかったです。
骨密度も同年代と比べて90%程度でまずまずの結果でした。
3ヶ月おきの定期検査が、次回からは半年おきになりました。

服用している薬はマグミットのみ、朝だけです。
漢方薬も一日一回たまに飲むだけですが、効果は謎です。

先生の電子カルテにはわたしの女性ホルモン欠乏症(更年期障害)は軽快と記されていました。
女性ホルモン欠乏症はないわけではないのですが、ホットフラッシュはありません。
デスクワークがあるので肩こりが辛いですね。
長時間の飛行機や車移動とか体がバキバキになります。
こうしたことは術前ありませんでしたので、女性ホルモン欠乏症の影響だと考えています。
唾液とか、涙とか水分も少なくなったと感じています。
朝起きたとき口カラカラで、目もあけづらいことがあります。
ベット脇に目薬常備してます。
体バキバキ対策としては温泉へ行ったり、週末旦那さんがマッサージしてくれたり、ジムのプールに行ったりしています。
骨粗鬆症にならないためにも、体を動かすことの重要性を感じてます。

食べ物はバランスよくを心がけています。
毎日卵とネギとワカメ入りの味噌汁は欠かさず、週7日のうち5日はお肉で、2日は魚といった感じで食べてます。
そのお陰で風邪とかまったく体調くずしません。

お腹の傷はすっかり綺麗に治りました。
私自身もよく見なければわかりません。
腹腔鏡手術ってホントすごいなと思います。
三年前を思い出して、ガンにはなったけどよくぞ早く発見できたなと、ボロボロだった自分に思いを馳せます。

仕事も順調です。
新しい職場ではうまく時間をコントロールして、効率よく仕事をこなせるようになりました。
そのため残業も減りました。
さらにステップアップしようと空いた時間で勉強しています。

ボランティア活動もはじめました。
西日本豪雨で被災した方々の泥で汚れてしまった写真を洗浄してお返しするボランティアです。
写真って思い出のつまった大切な宝物ですから。


いつも旦那さんが私を自由にさせてくれるので、何の制限もなく好きなことをして過ごしています。
こうしたことが出来るのは、子どもがいないからだと思います。
旦那さんといつまでも恋人同士のように仲良くできるのも子どもがいないから。

妹はわたしと逆の人生を生きていまして、障害を持った女の子と一歳になったばかりの男の子、ふたりを子育て中です。
専業主婦で旦那さんはイクメンではないので、妹の大変な姿を身近で見ています。
子育てに協力的でない旦那さんにいつもイライラしています。
夜泣きで睡眠もまともにとれず、自分の時間もなく、おしゃれもままならず、お風呂も入れず、二人の子どもが頻繁に体調崩すので病院にしょっちゅうかかり、乳飲み子が多数のアレルギー持ちで妹自身も食事制限されており好きなものも食べられず気の毒で、妹の日常は大変の一言では言い尽くせないほどです。
両親のサポートがあるから子育てできている状態です。
妹はこの日常から逃げ出したいと言います。
でも、妹にはいつか子どもが大きくなったとき、もたらしてくれる喜びや幸せがあって大変だった子育てを笑って振り返られる日が来ると思います。
わたしの人生にそれはありません。

皆、その人のおかれている環境で大変なこと、幸せなことあるでしょう。
人生は一長一短、悪い面もあるけど、もちろん良い面もある。
何が幸せか決めるのは自分の心なので、良い面をなるべく見てこれからも生きていきたいと思います。

最後に直近のお腹画像を載せておきます。
(お目汚し失礼します。)





















すっかり綺麗になりました。
アトファイン最強❗

長くなりましたが、近況報告です。
ひさしぶりに自分のお腹を見ました。

術後1年3ヶ月ちょっと経ちました。

最近の女性ホルモン欠乏症(更年期障害)は、もっぱら関節痛です。
肩と肘と膝と足首が痛いです。
朝起きたら体はまるで油の切れたブリキ人形のようです。
お風呂にじっくり入って温めたら楽になりますが、朝起きると元通り…
なかなかつらいですねーショボーン
漢方薬も飲んではいるものの効き目は果てしなく謎。。。

ホットフラッシュはたまにあります。
一瞬カァーって暑くなって汗がじわーっと出ますが、すぐ引くのでこれはあまり気にしてません。

やっぱり難儀なのは関節痛。。。
これを打ちながら肩周りの関節が痛いです(笑)
次回、主治医に相談してみようかな。。。





子宮体ガンがわかる少なくとも半年くらい前からサラサラしていて、まるでおもらしをしたかのような水っぽいおりものが出ていた。

ほとんど透明でときどき、血がまじってうっすらピンクがかかってた。

気になってネット検索したけど、このサイトのように子宮体ガンとは書いていない。

と言うか、書いているサイトは少ない。

http://woman.mynavi.jp/kosodate/articles/1085

 水っぽいおりものは子宮体ガンの特徴的な症状なのに。


わたしはネット検索して、勝手に膣びらんかなと思った。

以前子宮頸ガンの検査をしたら膣びらんと診断結果出たことがあったから。

 

便利すぎるのはときに考え物。

こうしてネットで手軽に検索して、自己判断してしまう。

もしネットがなければ知るすべが限られるからきっとまずは病院へ行くだろう。

 

ネット検索しながら、無意識に安心するために情報をさがしていたりもする。

わたしの「膣びらん思い込み」のように、安心できるような情報をひろって都合よく解釈したり。

バカだったなあってつくづく思います。

 

いちがいにネット検索を否定はしないです。

参考になることはあるから。

でも、やっぱり自己判断せずまずは病院へ行ってほしい。

 

もし不安な症状を検索してわたしのブログに行き当たった方がいれば、ネットよりも病院を頼ってください。

病院はコワイかもしれないけど、何もなければ安心できてよかった、で。

何かあれば早く見つかるに越したことはないから。

 

なんでこんなことを急に書いたかと言うと、過去のスマホに水っぽいおりものを撮った画像が残っていてたから。

日付を見てこのときに病院へ行っていれば。。。とやっぱり悔しくてかなしくてやりきれない気持ちになりました。

どうかネットで自己判断しないでと願ってやみません。

 

すみません、ブログを少しご無沙汰してしまいましたショボーン

転職やら引っ越し準備やらで超バタバタの毎日です。
(落ち着いたらそのこともまたゆっくり書きたいと思います。)

ひさしぶりに自分のお腹を見たのでアップします。

術後1年1ヶ月経ちました。

アトファインのお陰で、キズを触っても肌の凹凸なく、見た目もほとんど分からなくなりました。

主治医が【腹腔鏡手術のプロ】と呼ぶ先生が執刀してくださいましたが、その先生は本当にプロだったんだなと改めて今実感しています。

アトファインは引き続き貼っていきます。
わたしは術後10ヶ月経ちますが、2ヶ月おきに病院で検査を受けています。
検査内容は、血液検査、先生との問診、首回りのリンパの触診、膣の断面の細胞診、内診、そして先生の指での直腸診です。
今回も問題ありませんでしたウインク

来月はCT検査です。
これをクリアすれば、無事一年生になれます。

そうそう、このブログでも報告しているようにキズの治りは順調と思っていましたが、主治医が相変わらずアトファインを使うように進めてくるのでようやく使うようにしました。

ニチバンのアトファイン↓


主治医はずっとアトファインは使った方がいいよと言ってくれてましたが、めんどくさくて聞き流してました。(←ごめんなさいあせる)

でも、わたし自身おへその下のキズがすこし盛り上がってるのが気になるので、やっと今日から使い始めました。

さぁ。。。
今さら感がぬぐえませんが、どーなるのでしょう。
主治医がやたら推してたので、良いものなんやろな。
これからキズの盛り上がりがどーなっていくのかを注視していきたいと思います。

また報告しますね。
腹腔鏡手術、10ヶ月後のお腹です。

おへそ真下のキズは、わたしの下っ腹が出てるがゆえに(笑)皮膚が垂れる感じになってしまって、触ったらすこしぽこっとしてます。
(痩せてたら綺麗に治ってたんやろなニコ)

他のキズは、本当に綺麗に治ってきてます。
色も肌とほぼ同化してきてます。


青丸のとこはキズ、赤丸のとこは生まれつきのあざですが、生まれつきのあざより薄くなってきています。

今日は病院で定期検査です。
では、いってきま~す。


2017年10月1日、結婚しました。


2016年10月1日、わたしは子宮体ガンの告知をされました。

2017年2月1日、卵巣・子宮全摘出手術を受けました。

2017年4月1日、社会復帰し、彼と出会いました。

子宮体ガン告知の一年後に結婚するなんて夢にも思いませんでした。

ガン治療の過程で支えになってほしかった元彼はいなくなり、一縷の望みをかけたホルモン治療も断念、子宮全摘出手術を受けたとき、自分はもう子どもを生むことは当然ながら、結婚すら無理なのだと絶望にうちひしがれました。

去年の今日の今ごろ、子宮体ガン告知され、両親に連絡し、母が遠方から来るのを不安に押し潰されそうになりながら待っていました。

とても感慨深い気持ちです。

何度も何度も自分の人生に絶望しそうになったけど、諦めなくてよかった。

本当によかった。

自分で自分のことを諦めるなんて哀しすぎるから。

これから、再発しないように、少しでも元気でいられるように自分の体を大事にします。

そして、失ったものにとらわれるのではなく、今あるものを大切に生きていきます。
 
子どもは生めなくても、命さえあればいくらでも幸せになれる。

そう信じて、新しい人生の一歩を踏み出します。