皆さんは、「メンター」という言葉をご存知ですか?

私が初めて「メンター」という言葉に出会ったのは、1年前に、ある洋書を読んでいたときでした。

その当時は、「メンター」とは、自分が尊敬する人のことだろうなあ、となんとなく思っていました。

それから月日が経ち、今年の2月末に、ある人から、本田健さんの「ユダヤ人大富豪の教え」という本がとてもよい本なので、ぜひ読むようにと言っていただきました。
それでその本を読んだところ、「メンター」という言葉が何度も出てきたのです。

「メンター」とは、「人生を導く先生」

という意味であることを、この本から知るようになりました。

3月には本田健さんのセミナーに参加し、「メンター」についてますます興味を抱くようになりました。

それで、4月1日から今日まで、毎朝「メンター」について、自分の思いや気づきを書き出すようにしていました。

このようなワークを通して、自分の内面を深く見つめる貴重な機会を得ることができました。

そして、4月12日に発売された本田健さんの最新刊である以下の本を読みました。
人生を変えるメンターと出会う法~自分の磨き方、高め方~/大和書房
¥1,620
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この本は、自分の本当に好きなことを仕事にして、最高の人生を送るためには、自分にとって最適なメンターを探すことが大切であり、メンターをどのように見つけ、メンターからどのような教えを得ればいいのか、さらに、メンターとどのような人間関係を構築すればいいのかについて、多くのヒントを与えてくれています。

メンターには2種類あり、このような人になりたいと思える「ホワイトメンター」と、このような人にはなりたくないと思える「ブラックメンター」があります。

私が今までに出会ったメンターの多くがホワイトメンターであり、彼らからは、専門分野におけるスキルだけではなく、人間の本質について多くのことを学びました。

特に、今は亡き母は、私にとって最高の「ホワイトメンター」であったことを、ワークを通して再発見することができました。

一方、私が出会った「ブラックメンター」については、実際彼らとかかわっている渦中は、心身ともにかなりしんどい状態になっていましたが、その時期があったことで、心の痛み、そしてその痛みの乗り越え方を学ぶことができたと思います。

私にとって、今は亡き父は、結局、他界するまで私が心を開くことができなかった「ブラックメンター」でしたが、4月前半のワークのおかげで、自分の閉じた心をようやく解放できるようになり、父という存在を受け入れることができるようになりました。

そして、子どもの頃の父との楽しい思い出もようやく振り返ることができるようになり、ずいぶん長い年月がかかりましたが、ようやく父への感謝の気持ちが湧き出てきました。

この本で一番私の心に響いた箇所は、以下の一文です:

すべての学びは、自分を信頼するための過程です。

私の理想の人生を歩むためには、メンターはなくてはならい存在ですが、いずれメンターから自立して、自分の考えを自信を持って、次の世代の若者たちに伝えていくことにします!

最後に、この本をプレゼントしてくださった、本田健さんに感謝しています💕