「リーダーシップ」とは何か?
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この本を読み終え、私が今まで抱いていた「リーダー」のイメージが大きく変化しました。
私は、小学生時代と中学生時代に、いつも学級委員などの役割を担っていました。
中学生時代には、先生から頼まれたわけでもないのに、不登校のクラスメートの家を放課後に頻繁に訪問し、学校で学んだことをその子に教えることを積極的に行っていました。
今、こうして子どもの頃を振り返ると、常に自分で判断して、先頭に立って行動することが当たり前のような毎日を過ごしていました。
ところが、高校生になってからは、いろんな事情があり、リーダーとして行動することがほとんどなくなってしまいました。
当時、私が抱いていたリーダーのイメージは、皆がいやがる面倒な仕事を引き受け、いわゆる「雑用係」のような役割が多いという感じでした。
今回、この本に出合えたお陰で、本当の「リーダー」とはどのようなものなのかがわかるようになりました。
「本来のリーダーとは、『チームの使命を達成するために、必要なことをやる人』です。」
この具体例として紹介されていた、救命ボートの漕ぎ手を選ぶ例は、「なるほど!」と思ってしまうほど非常に説得力がありました。
この本の著者である伊賀恭代さんは、リーダーシップは一部の人だけに必要なのではなく、全員に必要だと強調しています。
その理由は、「全員がリーダーシップをもつ組織は、一部の人だけがリーダーシップをもつ組織より、圧倒的に高い成果を出しやすい」からです。
教育の場で、「リーダーシップ」についてきちんと教えることがぜひ必要ですね!
★リーダーがなすべき4つのタスク
①目標を掲げる
②先頭を走る
③決める
④伝える
明日からの仕事で、この4つのタスクにチャレンジしていくことにします!
また、仕事以外の日常生活においても、いろんな場面でリーダーシップを体験することで、自分を成長させていきたいです。