以前読んだ「マンガ読んだらやせる本」と「細胞から元気になる食事」に記載されている内容を実践するようになってから、私の体が驚くほど疲れにくくなりましたので、これらの本の著者である山田豊文先生の文栄養学セミナーに先ほど参加してきました。
$ヘップバーンの選択日記

山田先生は非常にエネルギッシュな方で、しかもすべてのお話が興味深く非常に勉強になりました。

山田先生は、これまで数多くの著名人(落合博満、ダルビッシュ、美川憲一、横峯さくらなど)の食の指導をされてきましたが、つい最近では、このところ不調だった白鴎の食の指導を始められました。
http://www.nikkansports.com/sports/sumo/news/p-sp-tp3-20120629-974803.html

今回の講演では、以下の3つについてお話がありました:「食べないこと」「歯の健康」「目の健康」

①山田先生は講演のはじめに、「食べないこと」の大切さを話されました。
私たちは、食べているときに、消化酵素を大量に使っています。つまり、食べないときには、消化酵素を使わないため、余ったエネルギーが、病んだ細胞を燃やしているそうです。
一日の食事を今の40%減らすことで、次のようなよいことが起こります。
若々しくなり、体力がものすごく変わり、果物•野菜のような柔軟な体になり、頭がよくなる
、といったよいこと尽くめですね。

今回の2時間の講演で、山田先生が何度も強調されていたキーワードは、「マグネシウム」でした。

ようやく2012年になって、日本で初めて、マグネシウムが2型糖尿病の発症率を下げるという研究報告が、九州大学の環境医学研究グループによってなされました。
このような報告は、ハーバード大学ではすでに2004年になされていたわけですから、いかに日本が遅れているかがわかります。

マグネシウムは失われやすいそうです。例えば、汗やアルコール摂取によって失われるそうです。
マグネシウムと糖尿病には逆相関の関係があります。つまり、マグネシウムを沢山摂取すればするほど糖尿病にかかりにくくなります。

では、なぜマグネシウムは糖尿病を予防するのでしょうか。
マグネシウムは、インスリン抵抗性を軽減し、血糖値を抑え、コレステロールのバランスをとります。さらに心臓組織の石灰化も防ぎます。

マグネシウムは最も重要なミネラルです。なぜならば、糖尿病以外に、あらゆる疾患を予防できるからです。
例えば、マグネシウムは、心臓病、循環器系疾患、がんなどを予防してくれます。

山田先生の最新刊の著書に、マグネシウムに関する詳細が記されていますので、興味がある方はご一読ください。
「食べない人は病気にならない」(p.57参照)
食べない人は病気にならない/幻冬舎

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私は、昨年まで年1回の健康診断で、糖尿病の危険性があるとの注意を受けていました。もし、私が食の改善をしていなかったら、上記の病気にかかる可能性は非常に高かったことと思います。ブルブル

現在、日本では、国民医療費が急騰し、がんで亡くなる人が急速に増加しています。
山田先生は、食を改善することで、このような状況を防げると強調されていました。

今回のお話の中で特に衝撃だったのは、IH調理器から体が受ける磁場の影響でした。被爆しやすいので、特に妊婦や子どもは使ってはいけません。詳細は、以下の本に記されています。
「本当に恐い電磁波の話」(植田武智)
また、電磁波の影響から逃れるために、新幹線は窓際に座ってはいけないそうです。

山田先生は、ミネラル栄養学、がんにならないための知識を絶対勉強しなければならないと言っておられました。

先生は、特に幼児栄養学に興味を持っておられます。というのも、現在の日本の学校給食は犯罪的であると思われているからです。京都市では、以前は週5回のうち4回はパンが給食に出されていましたが、山田先生が京都市長と話をされたことで、現在では、週に1回だけパンになっているそうです。
アメリカでは、すでに前から学校給食を変えています。
http://ww4.enjoy.ne.jp/~macroway/trans/nycastmilk.html


②歯の健康については、歯周病について説明がありました。
 歯周病は、心疾患、動脈硬化、糖尿病、出産トラブル、エイズ発症、肺炎のリスクを高めます。
 歯周病を予防する方法は、大きく以下の2つです。
 1. 食事の質を見直して、よくかむこと。
 2. つまようじ法の磨き方を、寝る前に行うこと。

  「つまようじ法」歯ブラシを使って歯磨きをすると、とても気持ちいいそうです。さっそく今晩から試してみます。
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③目の健康については、ブルーライト、ビタミンC、タウリンについて話されました。
 ブルーライトが人体に及ぼす影響として、目のトラブルと体内時計の乱れがあります。普段インターネットを使う人は、ブルーライトを防ぐめがねを使った方がよさそうです
 目の健康を守る栄養素は、ビタミンCです。レントゲンやCTスキャンをとる前に、多めのビタミンCをとることが大切です。
 目の健康にはタウリンが大切です。タウリンは、脳の機能にも密接な関係があります。タウリン不足は、脳の機能低下につながります。

講演の最後に、山田先生は、1950年代から日本人は、恐ろしいほどマグネシウム不足の生活をしていることを指摘されました。このような不足に至った理由は、医学と栄養学の根本的な間違いにあると断言されていました。
そして、山田先生は、今日参加した私たちに、ぜひ食革命を広げていってほしいと言っておられました。
明日から、お子さんにぜひお弁当を持っていかせてください!
私は、子どもたちに食に関する話を伝えていくことにします!