旅の3日目の今日、足首がかなり痛かったため、夕方からホテルでやすんでいます。
ということで、以下の本を読みました。
キャリアショック ―どうすればアナタは自分でキャリアを切り開けるのか? SB文庫/高橋 俊介

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「キャリアショック」という言葉は、この本を読むまでは、全く知りませんでした。いわゆるキャリアの危機を表すそうです。

そして、キャリアショックは誰にでも訪れる可能性があることを認識させられました。私のような教育界にいるものでも、明日、どうなるのかがわからないのです。ちょうど、今朝のCNNのニュースで、アメリカの教員が大量に解雇され、その人たちを再雇用した組織のことを紹介していました(-。-;

さて、この本で特に印象に残った内容は、以下の通りです。私のケースに置き換えてまとめてみます。

①教員としてのスキルは、蓄積するものではなく、更新するものである。
→長い間教員生活を送っていると、ついつい同じ事を繰り返し教える傾向になってしまいますが、よく考えると、これは非常に異常なことです。どんな職業においても生き残るためには、ユーザーのニーズに合ったサービスを常に更新しなければならないのです。生徒も毎年、また教える場所によって多種多様です。このことを忘れないで、日々研究しつづけてこそ、生徒が満足できる教育を提供できるのです。

②偶然を必然化する5つのパターン: 好奇心・こだわり・柔軟性・楽観性・リスクを取る
→普段の授業を行う際に、たまたま生徒たちが生き生きした授業ができたとしても、それが1回限りで終わってしまってはいみがありません。実際、このようなことが多々あるので、未だに自分に確固たる自信が持てないのです。この5つの行動・思考パターンを常に意識して、日々の授業に取り組んで行きます。

③キャリアの動機とコンピタンシーを身につける
→今の職場での終身雇用が補償されていない現在、今までの自分のキャリアをしっかり振り返り、より幸福なキャリアを身につけるために、できるだけ早く自分の動機を明確にし、コンピタンシーを構築したいです。そのためにも、まずミッションステートメントをきちんと書き上げます。

以上、気づいたことをまとめましたが、コミュニティの仲間の実践からいろいろ学ばせていただきたいと思っています。どうぞ、よろしくお願いします。