iTunesでの楽曲ダウンロードをするとき、参加レーベルが少なかったり、まだ歌詞が付いていなかったりと不都合なことも多いのですが、もはや楽曲管理ツールとして欠かせないiTunes このストアの使い勝手が良くなるのは消費者にとって大歓迎。

 そして今回はデジタル(IT)ならではの付加価値をつけレーベルにも恩恵をつける展開を打ち出してきました。
当初、シングル買いに集中してレーベルのアルバム売り上げに害をなす存在としてレーベルからは忌み嫌われていましたが、コンテンツビジネスとしてようやく下地が整ったのでしょう、今度はレーベルに貢献するデジタルコンテンツとして提供される予定です。
 このビジネスうまくいくかはまだわかりませんが、シングルの積み上げでユーザーが着いてきたおかげです。

コンテンツビジネスのスタートはやはり難しいですが、立ち上がればWin-Winの関係が大抵築かれるはずです。

 Win-Winの関係が出来ていないデジタルコンテンツ環境はやはり絶頂の時期が短いです。
現在で行けば、アニメ産業、着うたなどが一方的の利害者が利益を大きく取っている状態はやはり長期的に見ると質の劣化、競争力の低下を招くと思います。

 あと、10年もすればアキバ系ビジネスをリードしているのは中国や韓国になっているんじゃないでしょうか?


にしても、アップルのコンテンツホルダーに対する戦略は本当にしたたかですね。
久々に「やられた」と感じた良いスキームだと思います。